少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

6262 K2 ハロルドとテイラー

6/22/20

シネマチャレンジ勝手に21日目です。

当方コレクター故、ビデオ300〜400本、DVDはドラマを含めれば500枚以上保有です。
シンドラーのリスト』『ディアハンター』『プライベートライアン』『バンド オブ ブラザーズ』『ミッドナイトエクスプレス』『グリーンマイル』『トゥルーマンショー』『ブルースブラザーズ』『レナードの朝』『おくりびと』『0・5ミリ』『スワロウテイル』『エレファントマン』『チルソクの夏』『セルピコ』『キリング フィールド』『冬の小鳥』『血と骨』『善き人のためのソナタ』『闇の子供たち』に続く第21作目は『K2 愛と友情のザイル』です。

原題は『K2』だけですが、のちに英語版は『K2/ハロルドとテイラー』、日本公開は安っぽい青春映画ようなタイトルになってしまいました。
映画の出だしはナンパで始まりチャラいのですが、すぐさまトレーニングのロッククライミングに移り、1991年制作当時の映像として、実にスリリングで迫力あるものでした。

新田次郎、佐瀬稔両先生の登山作品は好きでよく読みましたが、実際に登山経験はありません。途中で出くわす熊、毒蛇、藪蚊の類が怖いのと、雪崩、クレパス、滑降、高山病が苦手だからです。
どうして、死ぬかも知れないところへ生きてるうちに行こうとするのかよくわかりません。死んだら、魂になっていくらでも行けるというのに、人間とは不思議な生き物です。

カラコルム山脈の最高峰・K2への登頂に挑む登山家たちを描いた映画で、ロケは実際にK2で行なわれました。恥ずかしながら、この映画でヒマラヤとエベレストが同じ山であることを知りました。

サブタイトルは『エゴで登り 愛で下りる』です。
弁護士でエゴイストのテイラーと、その親友の物理学者で常識人のハロルドは、対照的な性格ですれ違いも多いが、登山パートナーとして命を預け合う。K2へのアタックまでの葛藤や、ベースキャップでのアルピニストの行動、クライマーのプライドと死生観を見事に捉えていました。
仮面ライダー藤岡弘さんも日本人登山家役で出演。「アイム ベリー コールド」と残して凍死されてしまいましたが。

ビデオのみ所有。10回以上は観てます。
下北沢本多劇場で舞台化されましたけど、入場料払えず断念しました。

#三日間シネマチャレンジ #映画大好き

少数派日記21

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