6310 自公に敗北
7/5/21
自民党は「完敗」というけど、とんでもない「完敗」はこっちじゃ。
だからといって、五輪決行が民意だと直結はできないけど、民主主義の立場から「五輪決行は民意でござる」と、自民にそう言われれば反論はできんのだ。
単純に計算して、人口約1200万人の東京都、都議会議員127人分の自公56人、つまり全体の約44%、すなわち赤子と非有権者を含む528万人は五輪開催都市東京の住民として、五輪歓迎もしくは五輪に反対しない立場となる。
こじつければ、アメリカの大統領選でトランプvsバイデンの構図が、今のトーキョー。
五輪「何がなんでもやっちゃる派」vs「やめろと言われたらやめろ派」の骨肉争い。
隣人は敵、前から来る奴も敵、スポンサーの銀行員も敵、都民が疑心暗鬼となり、五輪感染恐怖に慄いている。
また、どこかの選手に感染者が出た。陰性の奴まで、すり抜けじゃねえのかと疑われる。熱海の人命救助と都議会選速報を天秤にかけた放送局もある。
結局が薬局、1議席でも多い方が政治は勝利だ。人命より利権優先だと、東京都民の審判は下った。
無念だが五輪を引きつった作り笑顔で迎えよう。
最大の願いは国外から来た五輪貴族を除く選手や関係者を生きた状態で母国に帰してあげることだ。
コロナ感染死、柩にて無言の帰国、という事態だけは避けさせてあげたい。
もう、今となって願うのは、それだけである。
少数派日記21