7/18/21
fa30y (7/18/21) w不測定
絶対安静なのに本日で3度目のお引っ越し。
まあ、これは当方の経済事情によるものなので仕方ないけど。
カラクリは一般病棟大部屋なのに差額ベッド代金がA指定8800円/1泊、B指定6600円/1日、自由席＝無料。の、3段階に分かれていて、窓があるか、デカいか小さいかだけの料金なので一般大衆は自由席に殺到、あっという間に満員札止め、となるわけです。
と、書けば、みなさん「な〜るほど〜」と頷かれるかも知れませんが、そこは、実は、そんな綺麗事ではなく『大人の事情』が介在します。
コロナに加えて狂気の東京五輪開催で医療現場が逼迫し、医療従事者への手当も不足して東京女子医大など、500人近い退職者を出した大病院もあります。
つまり病院も稼がないといけないわけです。仮に自由席(無料ベッド)が空いていたとしても、手安く譲渡するわけにはいきません。そりゃそうですよね。
とりあえず、差額ベッド代金を取れる奴から巻き上げよう、と経営者なら、普通にそう思うでしょう。事前に料金の説明があったので、ここは線路向こうの歌舞伎町のボッタクリ男爵、じゃねえ、ボッタクリバーとは違います。
に、してもさ、注文しない居酒屋のお通し、あれ300円だから喧嘩にならないけど、お通し8800円だったらどうよ。自分の場合、明らかに治療費の方がお通し代より安い、つうか多分、その10分の1くらい。だからさ、お通し代でボッタクらないとショーバイにならない、という病院側の陳述も理解できる。
つうわけで、ここは持ちつ持たれつの関係は合意してるわけですよ。
に、してもなんだかなぁ〜。
本日は日曜日だから本来ならウルトラ警備隊日和。クソ熱い中、ウルトラ警備して得る給金8800円。
方や、冷房ガンガン、上げ膳据え膳、寝たきり老人して持っていかれるお通し代、8800円。
つうことはなんだ、今日で6日目だからして、わしの6日分、つまり3週間分の警備代金は寝たきり老人の費用に充てられることになる。本来、警備代金は、2号ちゃんの学費のための日雇い人夫のはず。こんなことなら、自宅で造花の内職でもしてた方がマシなのかな、とも思う。
あ〜狂気の五輪さえなければ、国民がも少しまともな日常を送れたはずである。引っ越ししてもまだまだ自由席への道のりは険しいです。フロアを移動して、ようやくB指定への移動が認められました。とりあえず2200円は安くなる。これでもありがたい。これだけあれば、確実に2日分のメシ代になる。
本日もついてる 感謝してます。
少数派日記21
