少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1185 ロンサム・ジョージだけじゃない

久しぶりに小田原の蒲鉾屋の山一さんから電話が来た。
「どう?安藤くん。最近はどうよ?どんな感じなの?何かいいことない?」
これが山一さんの口グセです。裕次郎さんや小林旭さんなど芸能人仲間もたくさんいらっしゃる山一さん。「小野ヤスシも死んじまってさあ・・。俺なんかと同年代で、よく知ってる仲間なんだよねえ・・・」とショックの感じ。「おい、ヤマイチ・・・なんて呼び捨てにしてくれる仲間がどんどん減っちゃうよ・・・寂しいなあ・・・」と山一さん。
ところで、過日、ガラパゴス島の最後の一頭、ゾウガメのロンサム・ジョージが100歳でこの世を去った。平均寿命200歳というから、まだ若い。しかし、これは人ごと(亀ごと)ではない。
「安藤くん、消費税が上がると、これからどうなるのよ?」と山一さん。
「首をくくらなきゃいけない人が増大するでしょうね」と僕。
「そうだろう・・・、いや、実はね、数日前もさあ、大手の蒲鉾屋が二軒続けて倒産したんだよ。一軒なんて負債4億も抱えちゃってさあ・・・」
「そら、ひどいですね。どうしてですか?」
「結局、イオンとか大手のスーパーが値下げするだろ。あれだって、結局は俺たち生産者にしわ寄せが来るわけよ。安い蒲鉾造れって販売業者から言われるだろ。造れって言われれば造らないわけにはいかないだろ。だけど、こっちにも生活があるから、生活費を維持するために、薄利だから2倍造らないと生きていけないわけよ。で、結局、無理して2倍働くんだけど、それでも利益が追い付かなくなってね・・・。材料費は高騰するし、人件費もかかるし、光熱費も余計にかかるわけよ・・・」
「ひどい世の中ですよね・・・」
「まったく・・・。だからさあ、消費税なんか上げられたら、もう業界そのものが全滅しちゃうわけよ。いまどきさあ、一本1000円の蒲鉾なんて買う客なんて来やしねえよ。倒産した蒲鉾屋に板を卸していた業者さんが嘆いていたよ、手形が落ちなくて貸付金が回収できねえって・・・」
いわゆる連鎖というやつ。将棋倒しのように被害をこうむるのは、直接だけでなく間接的にも起こるということ。今後は、そんな企業や商店がいたるところで多発するのは確実だ。
このように絶滅危機にあるのは、なにもロンサム・ジョージだけではない。人間以外の動物界で、カウントダウンが始まっている絶滅危機種族はシベリアトラ、マウンテンゴリラ、クロサイヨウスコウカワイルカだそうだ。わかっているだけでこれだけ。トキなんかも含まれるのだろう。
地球は過去5回の氷河期や天変地異で多くの種族、それも大きな生物から順に大量絶減した。恐竜が絶滅した第5回氷河期は、現代からおよそ6500万年ほど前のこと。生物学者や生態学者、環境学者によると、すでに地球は第6回めの氷河期に突入しているという。
天変地異で絶滅するなら諦めもつくが、理由なき増税、官僚と東電のための消費税引き上げで、絶滅するのは納得がいかん。
繋がる経済論理でいえば眼と口(政府、官僚、東電天下り)が欲しがる甘〜いケーキや饅頭や脂身たっぷりのカルビを口いっぱい頬張って、血液をドロドロにして動脈硬化で血管ポン破裂でほなサイナラ〜って感じ。
これでいいわきゃないんだけど、東京ドームで暴れるようなわけにはいかんのはどうしてなのか?
ロンサム・ジョージさんに捧げます。柴田容子で「ミスター・ロンサム」