3011 人生一瞬
2/26-18
陽が暮れてから、患者さんの入院する上野の病院まで片道一時間。
新たな治療のNK細胞移植の情報提供と、治療費を捻出するためのチャリティー企画の了解を得るため。なんとしても生きていただきたい。
帰り道、秋葉原で知人と会う。
立ち喰い鮨つまみながら、たった一杯のチューハイで酩酊する我が体調、歩くの面倒くせ〜。
隣のバカキングで休憩のお茶。
レモンティーを頼むと、紙コップで湯に浸かったレモンの破片。
これにティーバック入れろって、色気もヘチマもネ〜。
Sサイズ190円頼んだけど、Mサイズ240円ってつまり、お湯の量がちょびっと多いだけか、もしかして?だとしたら世界一高額な湯だね。
次回、ヘソで沸かしてやる。
バッカスは知人からの差し入れ。わかってるね、これで2日は生きられる。
そうそう、帰路の笹塚駅、下りエレベータでシャキッとした服を召した老父婦と同乗。
旦那が妻に言う。「一瞬だっな」。妻、無反応。
私が腹で紳士に尋ねる「何が?」。
紳士、背中で応える「人生」。
なるほど、説得力ある。
そんなものかも知れない。
それでも僕らはみんな生きている。
追記
朗報です。
担当している患者さんから嬉しい報告。
今日の検査で、ガン細胞が減少したとのこと。
医者からは余命宣告を受けていますが、なんとしても快復していただかないと困ります。
私が推薦した臍帯血細胞移植と宗教。その他、考えられる治療を施しています。
費用の調達も含め、私にできることは全力を投資しています。
ご本人の生への意欲が失せなければ、必ず克服できると信じています。