少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3017 大杉漣さんサドンデス

2/22-18

FBFのみなさま、おはようございます。
夜明けのTokyo Cityはミルク色です。

🎵夜明けの雨はミルク色 静かな街に
ささやきながら降りてくる 妖精たちよ
誰かやさしくわたしの 肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ 行ける気がして 🎵
(ユーミン = 雨の街を )

あ〜この歌知ってる、素敵なフレーズ、リフレインの部分はよく耳にするわ〜・・・でも、タイトル(題名)ってなんだっけ?

こんなこと、よくありますよね、私もです。名曲なのにタイトルが思い出せない。私はこのような歌をバイソングと名付けています。そうです、名脇役、バイプレーヤーに引っ掛けています。

みなさんはユーミンの曲のタイトルをスラスラ〜と何曲答えられますか? 私は100曲は楽勝ですが、200はきついと思います。それでも100ってユーミンの曲の何%くらいでしょうか? アルバムにすれば9枚分くらいですから、ほんの一部でしょうね。

大杉漣さんの突然の死(sudden death)、驚きました。
紛れも無いバイプレーヤー。バイプレーヤーの中の主役。
明大のOBとは存じませんでした。そこも主(役)ではなく助(演)なのですね。明治は高倉健さんをはじめ、田中裕子さん、西田敏行さん、向井理さん、今なら同じくバイプレーヤーの松重豊さん、他多数の方が活躍されておりますが、存じませんでした。

ダニー石尾さん(フォーセインツ)の音楽仲間で天才酔狂ギタリストの堀尾和孝さん(アコギ一本勝負)が最近、大杉漣さんと飲み仲間になり、よくブログで交友関係を綴られていました。徳島の堀尾さんの実家と大杉さんの実家が、徒歩数分圏内であったこととか。堀尾さんもかなり気を落とされていることでしょう。

🎵 夜明けの空はぶどう色 街の灯りを
ひとつひとつ消してゆく 魔法使いよ 🎵

そう、今朝も東京の空は薄い薄いぶどう色。
そして魔法使いは街の灯りも、命の灯火も消してゆくのです。

sudden death(サドンデス=突然死)
延長ホールでホールインしたら、突然死でゲーム終了というゴルフ用語、いまだに馴染めません。
もうこれ以上、一本もスクラム組めない(特に一、二列の選手)という極限まで闘う、ラグビーには延長戦などあり得ない。惰性で組んだらクビ折れますから、マジで。ですから「ノーサイド」というフレーズが地上で最も美しいゲームの終演の合図。

3日前の大杉漣さんのブログには、猫と戯れる様子がアップされていたそうです。まだ66歳。
急性心不全、いわゆる心臓麻痺。
友人知人同級生、あるいはFBFさん、アラ60の何人かは、心臓に爆弾を抱え、カテーテル手術を行なっています。かくいう私も、足が済んだら、次は心の臓です。血管が詰まっています。血栓が飛んだら5分でアウト。sudden death予備軍です。

私には大きな夢がふたつあるので、それを実現するまでは生き延びたと願います。
一つ目はお孫さんを見ることです。父方の曽祖父、祖父、そして親父は誰も自分の孫に会うことなく亡くなりました。
88歳の老母は長生きの甲斐あって姉の孫、つまりひ孫まで会うことができました。玄孫の可能性もあります。
二つ目の夢は、流星号です。人型ロボットの研究が革新的に進み、手塚治虫先生が描くアトムや21世紀未来図が、本当に現実的になって来ました。お祖父さんのころには想像すらしなかった、例えば携帯電話なんかが日常の昨今です。頑張れば、流星号がバンバン飛び交う東京の空に会えるかも知れません。マジで楽しみです。

夕べは、高校時代に片想いだった彼女と、夢の中で高校時代に遡り、タクシーの後部座席に2人で乗り、彼女の胸をナマでまさぐるという幸運に恵まれました。
その後、新安城北口から、高2で自殺したヒサコーに線香をあげようと思いました。歩いて行ける距離でしたけど、足も痛いし、どうせワンメーターだからと思い乗ったタクシーが間違いようのない道に迷い、45分も走らされた挙句、8600円くらいの料金になり、フザケンナコノヤロ〜となったところで目が覚めました。

彼女の胸は、思ってたよりも小ぶりでした。

本日も ついてる 感謝してます。

一昨年、自身の突然死を真剣に考え、とりあえず、エロ本エロビデオを99%処理しました。至極の1%は保管です。
でも捨てたわけではありません。宅急便で同好の士へ送りました。数箱です。写真集は重たいです。お礼にと高級なカマボコが何本も届きました。

でも、これで安泰というわけではありません。私はコレクターなので、頂いた直筆の便りは年賀状に至るまで、全て整理して保管です。ゆえに女子からいただいた数多のラブラブレターもです。
さすがにこれは捨てるに捨てられませんね。
死後、書簡が発見されたとき、漱石や太宰の恋文のような価値が認められて鑑定団の対象になるか、あるいはただのイロキチガイ扱いされるかは時代に委ねるしかないしょう。

かと言ってみなさん、慌てて、遺品の準備で断捨離してはいけません。お宝もあるかもしれません。断捨離前に、まずはビリケン安藤へご連絡を。あなたの不用品がお宝になるやも知れません。

深夜勤務明けの看護婦さんに言いました。
「きょうはrainy day(レイニー デイ)だね」
「そうなんですね〜。レイニーデイってなんですかぁ?」
「ん、レイニーデイ、だよ」(もう一度、洗練された発音で)
「どういう意味ですか?レイニーデイ?」
「雨だよ雨。きょうは雨」
「あ、そうなんですね〜。きょう、雨ですか?」

僕の発音が酷いのか、彼女が馬鹿なのか、窓の向こうはどう見ても雨。夜勤で疲れているとしても雨は雨。

FBFのみなさま。想定できないこと。つまりsudden deathも想定しておきましょう。そのための素敵で哀しき言葉があります。
「一期一会」

本日も良き一日になりますように。
大杉漣さんに合掌。