3204 海辺の生と死
11/22/18
女子医大ではない河田町の病院で医師と会い、その後下北沢へ移動、黒川食堂で野菜食べ放ランチ780円、昨日に引き続き野菜漬けは嬉しい。ひとり故、島尾ミホ「海辺の生と死」読書タイム90分、あの「死の棘」島尾敏雄の奥さんだ。ミホの故郷奄美群島加計呂麻島の昭和20年8月14日、沖縄が堕とされ、島尾敏雄特攻隊隊長27歳により島民全員が集められた。男は竹槍を持ち、女は負傷者の介護の準備、老人と子供は自決の用意。終戦が一日遅れたら、この島は無人島になっていた。
隣の席では、学生時代の同級生が久々に落ち合いランチ、20代前半女性。A子、居酒屋で韓国人の男にナンパされ、しばらく付き合ったけど韓国に帰ったとのこと。その男、整形してたとのこと。B子、韓国人は別にいいけど、整形はいやだな。肉関係については言及なし。死ぬときは楽な死に方がいい、で、彼女たちの意見は一致。これから何とかカフェに行くそうだ。
反対側の老夫婦、初めて下北沢に来たという。それぞれ違うメニューをオーダー。40分くらい、一言も口をきかず黙々と食す。お代わり自由の味噌汁を奥さんが旦那に一杯よそる。旦那は無言ですすり、無言で会計に行く。奥さんが支払いを済ますと旦那が奥さんのジャンパーを羽織らせていた。
僕は4皿目のお代わり。ドレシング6種類も手作り。海苔ドレと野菜ドレが気に入り。戦争体験者がどんどん減ってしまう。のうのうと野菜を喰ってる場合じゃないけど、八幡山北島農場はどんな風だったのかな。
農耕生活が爆発的な人口の増加に繋がり、それが故に戦争というものが各地で始まった。ロジカルを冷静に考えると、たしかにその通りなんだな。
僕の特技は読書しながら右と左の耳からの情報がある程度理解できること。新聞記者で鍛えました、地獄耳デビルイヤー。
さて1430から弁護士。悪者退治。
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