少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1189 麻梨花ちゃんからの焼酎2

新横浜からの帰り道、三軒茶屋で途中下車。サラ金2社に借金の一部を返済。携帯電話が鳴り出ると「武富士の社名が代わりました。またご融資させてください」と丁寧な口調で若い女性の声。貸してもらう時はみな「天使の声」だが、取り立ては「地獄からの使者」。「わかっちゃいるけど止められない」のは植木等さんだけじゃない。銀行が貸さないから、世の中こうなる。再びのサラ金、高利貸し天下到来。
何故か「築地銀だこ」のオネーちゃんと目が合ってしまい、断りきれず「作り置きじゃなくて、焼き立てをくれるなら買ってもいいよ」と500円8個入りを買い、商店街を歩きながら食す。「あら美味しそう」と見知らぬおばちゃんに声をかけられたりする。
ほどなくして海軍・五十嵐隊長に電話すると、下北沢にいるという。本来は歩いて行こうと思っていたが、バスで下北に移動。どこに行くというあてもなくオッサン2匹ぶらつくと、有名たこ焼き店「大坂屋」の前に。思わず、買おうとサイフを出すと、五十嵐隊長「あれ、安ちゃん、さっき銀ダコ喰ってきた・・・って言ってなかったっけ」と。「そういえばそうだけど、大阪屋で行列できていないなら喰うきゃないでしょ」と500円15個入りを所望。ここの夫婦とはもう15年来。お互いの名前も素性も知らないが、馴染みである。「大坂屋さんに行列ができていないのはじめて見たよ」と言うと「早い時間はこんなもんよ」と僕らと同年代のお兄ちゃん。たこ焼き屋一軒だけで東京に豪邸を建てたという伝説の夫婦。
五十嵐隊長行きつけのカフェにたこ焼きを持ち込んで、オッサン二人で食べる。「やっぱり大阪屋が一番うめえ・・・」がオッサン二人の一致した意見だが、オシャレなカフェで持ち込みの「たこやき」はないだろう。
「本来は困るんすけどねえ。まあ、うちに置いてない商品ですから、仕方ないでしょう・・・」とはカフェの店長。こんな道理が通用するのも五十嵐隊長のカオだ。
五十嵐隊長も、僕も10年ほど商売した街だから、愛着がある。されど、古き良きモノたちが破壊され、オシャレな街に変貌する姿を、やるせなく見つめている。下北では5年も店が続けば「よく頑張った方」と言われるくらい破格な家賃と闘い、その多くは夢破れて散って行く。残っている店のほとんどはアンテナショップと呼ばれる広告塔のようなもので、家賃が発生する店は、常に背水の陣だ。
五十嵐隊長と別れ、とぼとぼと歩いて家路につく。
家に着くと、天草の麻梨花ちゃんから、特大の焼酎が届けられていました。
(つづく)
贈ってくださった麻梨花ママ。それに郁ちゃん、YURIちゃん、あみうちゃん、ウランちゃん、良平くんの、お母様に捧げます。
aminで「ありがとう」