少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2369 秀才製造団地・井畑

自慢話ではないのですが、事実なので書きます。夢に出てきたので・・・。


昭和40年ころ、私は父の転勤で、東京から愛知県安城市に引っ越し、小学一年生。田んぼを埋め立てた新興住宅地、同じ間取りの建売り一軒家、約300棟の井畑団地。名前のごとく、井の中の畑、食品店は太田青果店と高橋煙草店の2軒のみ、超ド田舎。食堂関係、当然なし。居住者はもれなく外部からきた家族。トヨタ系のベッドタウンのハシリ。
私と同じ歳の男子6人、一年下男子5人。同じ歳2人は青瓢箪ゆえ、外で遊ばず、6年生4人と5年生5人は、毎日毎日、日暮れまで、球技禁止の団地の小さな公園で三角ベースボール。市のソフトボール大会にも井畑チームで出場。ユニホームなどない時代。体育着にマジックで書いたゼッケンを安全ピンでとめる質素。2回戦止まりのチーム。しかし、のちに秀才製造団地と地元民から呼ばれる。
当時のスタメン(と言っても9人だから補欠なし)をフラッシュバック。

1 ショート  安藤 (東大 ) 5年
2 レフト 杉田 (京大 ) 5年 ボーイスカウト
3 サード 杉山 (同志社) 6年
4 ファースト  安藤 (明治 ) 6年 ボーイスカウト
5 センター  加藤 (立命館 )6年
6 キャッチャー 梶 (名大 ) 5年
7 ピッチャー 小野 (東農大 )6年 ボーイスカウト
8 セカンド   宮村 (どっかの国立大)5年 ボーイスカウト
9 ライト 鈴木 (不明) 5年 ボーイスカウト

青瓢箪6年生2名、どっかの国公立大学、当時4歳下で2年生だった井上くんも東大。ちなみに、紆余曲折した私以外、全員現役合格。しかも全員同じ、安城北部小から安城市安城北中学という地元の公立校へ進学。

当時、塾と名のつくものはそろばん塾と、習字教室の2つのみ。学習塾という単語すら、安城には存在しませんでした。勉強や受験の話をした記憶は一切なく、とにかく遊ぶ。今、振り返って、何が良かったのか、まったくわかりません。強いて言えば磁場とか、そういうものがあるのでしょうか?彼らが猛勉強している姿は見たことないし、噂にも聞いたことがありません。

 
2015/10/27 FB投稿記事