少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

339  青空ひとりきり

「楽しいことならなんでもやりたい 悲しい人とは会いたくもない
笑える場所ならどこへでもいく〜
青空 今夜も 青空 ひとりきり」
井上陽水さんの曲ですが、部分的にしか歌詞を覚えていません。
南こうせつさんの「ひとりきり」を書いたのでふと思いついただけです。
天高く宇宙に抜けるような青空なのに、何故かひとりきりを感じる自分。そんな一点の曇りも無い自然と、心の寂しさのコントラストを描いた名曲です。
同じようなイメージの曲で財津和夫さんの「ブルースカイ」、山本コ―タローさんの「カリフォルニアドリーム」があります。
ある知人夫妻の話です。
とてもラブラブの明るい夫婦で、僕も一緒に食事したりカラオケとかに
行ったこともあります。仕事もまあまあ順調。
ところが夜になると眠れない。「不眠症」というのでしょか?
10年近く、夫妻とも睡眠薬なしでは眠れない・・・そうです。それもお互いに手を繋がないと眠れないというのです。
理由は書けませんが、直接の原因は精神ですが、そこに至るまでの過程がまだ、現行の医学では解明されていません。
鬱病とまで行かずともプチ鬱は現代社会に蔓延しています。多くの原因は不安ですが、その不安はどこから来るのか?経済、家庭問題、愛情、社会的地位・・・、それぞれが望むものと現実とのギャップが大きければ大きいほど不安は深まるのが通理です。
ちなみに僕の場合は鬱ではありません。意気消沈の原因がはっきりしているので、その解決法を見出し、そのマニュアル通りに処理すれば、クリアできるのです。
その解決方法が見つからない人が、一時的に薬に頼る、そして気づいたらそれが常習となる。先の夫妻は登山中にガイドとはぐれ、取り残された山中で離れないようにとずっと手を握り合う。僕にはそんな光景がイメージされます。
夫妻は幸せなのでしょうか?昼間の彼らは「この人と巡り合えて本当に良かった」と僕に言いました。でも夜の彼らを知りません。
ご主人は出張が多く、お互いにひとりで夜を過ごすことが普通の家庭より多い状況です。そんな夜はいったい・・・?。
「会うたびにいつも 会えない時の寂しさ
分け合うふたり 太陽と月のようで〜」(コブクロ「桜」より)
ここ数日、検索ヒット数がいつもの倍ですが、尖閣諸島問題の影響(検閲)でしょうか?理由がわかりません。でもひとりでも多くの人の眼に触れてもらうことは喜ばしいことです。
中国も晴天、僕も「青空ひとりきり」です。