少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

350  尻に火

尻に火がついていることを、みなさんは認識されているでしょうか?僕は数年前に気付きました。まだ気づいていない人は早急に気付いてください。実際に火がついていないので、わかりにくいのですが、想像力の問題です。
大手金融機関のファイナンシャルプランナーの定年後想定最低生活試算はだいたい最低1億円で一致しています。
試算は次のようにしてはじき出されました。
一般的想定(夫婦)=夫60歳で定年。その後、労働収入なしと仮定。平均寿命プラスαで夫は80歳まで健在と仮定。妻、同じく85歳まで健在と仮定。子供の教育費は終了=0円と仮定。家賃は住宅ローン完了=0円、もしくは継続中、もしくは賃貸生活、とそれぞれ異なるのでここはケースバイケース。生活費は都会と田舎で多少は異なるが夫婦で1か月約20〜30万円と仮定。医療費の負担は増える一方なので、実際これが安心して生活できるぎりぎりのライン。
実際に試算してみよう。まず夫健在の20年間。毎月30万円×12カ月×20年間=7200万円。妻が健在の5年間、15万円×12か月×5年間=900万円。合わせて8100万円。もし持ち家ではなく家賃が発生する賃貸生活だとしたら、仮に家賃10万円/月だとして10万円×12か月×25年=3000万円。合計1億1100万円が必要になるという計算です。
これは、あくまでも健康に生活できたら、という仮定つきです。この他に、孫がいれば、お小遣いや入学卒業の祝い金なども発生するでしょう。たまには夫婦で温泉旅行や外食などもするでしょう。思わぬ出費も多々想定しなければなりません。
全てのファイナンシャルプランナーが断言します「60歳定年時点で1億円の資産がなければ苦しい老後になる・・・」と。嘘だと思ったら、誰でもいいです。ファイナンシャルプランナーと名のつく人に尋ねてみてください。どこの銀行でも適任者を紹介してくれるはずです。
(つづく)