少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

419  自衛隊は暴力装置3

午前9時過ぎ、朝のテレビに嫌気がさし、新聞を求め売店に行く。僕の予想では読売、東京、産経が一面扱い、朝日、毎日、日経は無視・・・といった感じだった。ところが一面扱いは「産経」一社のみ。これにはがっくりした。映像メディアだけでなく活字媒体も地に落ちたか(まあ今にはじまったことではないが・・・)。相当の圧力だったのか、社の方針なのか?中面は見ていないが、一面でないこと自体がすでにアウト。
柳田稔法相の辞任不可避問題は各社一面だが、そんなもん仙谷発言に比べたら、鼻くそ程度の大きさ。鼻くそとはいえ、当然、問答無用で更迭。日本国の法務大臣としての資質も資格も覚悟も責任感も使命感も何もない。法務大臣は昨今、話題になっている陪審員制度で判決が下された死刑囚に死刑執行の書類に署名捺印するのが役目のひとつ。
死刑判決を下した一般民間人は、ある日突然訪れた義務の中で極めて重要な責務を背負わされ、その後の人生において大きな精神的苦痛や後悔に苛まされて一生生きていかなければならない。自ら「(政治活動)20年のなかで一度も携わったことがない法務の仕事」というド素人が国家の司法のトップとはそれだけでもお笑いだ。完全にアウト。
東大に2度も合格したという優秀な頭脳は他に生かす道があるはず。とっととお引き取りを切に願うのは、明日、陪審員として呼ばれる可能性がある国民全体の一致した意見でなければならない。
柳田法相の発言は言語道断だが、国益を担う国会議員が「大酒をかっくらって」議員パスで新幹線のグリーン車に乗ることそのものがすでにアウトではないか。プライベートで多少、晩酌する程度でも、僕はいかがなものかと思う。日本は災害大国だ、いつ何どき、何が起こるかわからない。そんな時はすべて政治家が対策を指示する。緊急時に大酒をかっくらっている輩に何ができるというのか?国会議員になった以上、せめて任期中は酒を断つくらいの覚悟がなくて、何が国家国益か?少なくとも大臣クラスはナイトキャップ(寝酒)も自己管理の一環として控えるくらいの覚悟がなくてどうする。国民をリードする器を見せてほしい。
そして、国民はもっと怒らなければならない。国家とマスコミに知らぬ間に背骨を溶かされているということに気付いていただきたい。