少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

930 紅三四郎

「どうせ地球は丸いんだ〜行けばどこかで会えるだろう〜
花も紅(くれない)三四郎〜」
男ならだれでも一度は口ずさんだはずだ。そして、押し入れの中段からジャンプして紅色の柔道着を羽織ながら、着地するまでに帯を締める練習もしたはずだ。
中一の時、ボーイスカウトの先輩の「オッチン」から、僕は確かに紅色の道着を譲り受けた。が、柔道はやらずに野球部に入った。
安藤の柔道史→紅三四郎柔道一直線→柔侠伝シリーズ→一、二の三四郎と続くが、実際には柔道はやらない。ただし、シカゴに留学中、日本人というだけの理由で道場に通わされる。ハーマンという黒人のオリンピック強化選手が稽古をつけてくれる。全身がゴムのようにグニャグニャで、投げ技も効かないし、しかも手がやたら長く、簡単に奥襟を取られてしまう。難波道場の難波師範代が言うには、「ハーマンは性格が優しすぎる。もっと獰猛な性格なら間違いなく五輪代表選手だと」。これが僕の唯一の柔道経験。谷本育実選手のことを書いたので、突然、思い出し、書いてみました。柔道、剣道は汗臭いので苦手です。