997 祝・出所
本日4/27(金)、めでたく出所いたしました。
おめでとうございます、ありがとうございます。
読者の皆様、おまたせいたしました。また、ご心配おかけいたしました。本日より「少数派日記」の再開です。
さて、前回は空軍のF15戦闘機のパイロットと訓練を受けましたが、今回は海軍兵と陸軍兵との共同生活でした。
特に海軍兵の話は興味深く、後記しますが、話は昨年の3/11のこと。相模湾で訓練中に、東北大震災が発生、そのままスクランブルで仙台に直行。海に流されたご遺体の回収作業に当たったそうで、辛い体験をされました。着の身着のままで出航し、タバコの買い置きもなく、喫煙者は他の船から投げ入れられたタバコを分けて吸ったという話が印象的でした。
当方は中国で受けたフォアグラ攻撃から復活するため、苛酷な寝たきり訓練に耐え、本人の希望で食事を当初の1600キロカロリーから1400、さらに1200キロカロリーと下げ、16日間で5キロの減量。本人目標の7キロ減量には届きませんでしたが、中国で身につけた分は確実に落としました。
それにしても解せないのが陸軍兵。自分と同様な寝たきり訓練を受けながら、日々、のうのうと2100キロカロリーを摂取。プラス買い食い。プラス、可愛い奥さんから毎日のように差し入れ。それでもって7キロの減量。身長は当方と同じく175センチ。72キロだった体重は66キロに痩せ、ひょろひょろで朝霞駐屯地へ帰還しました。
Dr・Mに抗議しました。「あまりにも不公平ではないか?どういうこっちゃ」
「それは年齢が違うからです」とDr・M。確かに彼は26歳、僕のおよそ半分の年齢だけど、新陳代謝は年齢で人を判断するのか、う〜ん、なんとも卑怯なヤツ。
21歳、アメリカから帰国したとき、僕の体重は約98キロ、3桁目前だった。長野の予備校でDr・Mと知り合ったのだが、そこで肉抜き玄米ごはんの自然食と断酒を強いられ、3か月で体重は73キロまで落ちました。25キロの減量で力石徹もまっ青です。高校時代よりも2キロ減。しかし、オッサンになると簡単には落ちないのよね。人間の身体はこうも変わってしまうものなのか?グスン。
喫煙して太らないヤツは尊敬しません。口寂しくなればタバコを吸って、食欲落として、それでヨシ。タバコも吸わずに腹8分で我慢する人は偉いと思う。タバコ吸って、それでも大食いの五十嵐隊長は完全にアカン警察。タバコも吸わないが、それで大食いして異常に痩せている、上海のA店長はトコロテン式雲子なので、これは胃腸に問題あり。かのような理由から郷ひろみと東山紀之は凄いと思う。
帰宅するや、部屋の掃除と山のような事務処理。これを機に自炊して1200キロカロリーをキープしたいところですが、成年男子は一日を生きるだけで1500キロカロリーは消耗するそうで、それでもだから、目指せ北朝鮮兵士。北朝鮮兵士と同じく一日じゃがいも3個だけで生きていけば、3か月で高校時代の体重に戻れるはずですから。