少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1072 1113の彼女

偶然だが、先週の金曜日(5/25)に1113の彼女を見つけた。
出会いは、さらに数日前にさかのぼる。神保町で偶然、出会った女の子が「来週の金曜日に原宿でお店をオープンするんです。私が店長です」と言う。「えっキミが店長さんなの。お若いのにすごいねえ〜」なんて話からはじまり、「で、何時に開店するの?」「午後4時からで〜す」「ああ、そう、なんか中途半端な時間だけど、まあいいや、行けたら行くよ」「えっ来てくださるんですか、嬉しい〜。絶対にお持ちしていますから」と彼女。名前も知らない。聞けばメキシコ料理の店だという。「あのね、行けたら・・・だからね」「いや絶対にお待ちしております〜」
で、行った。しかも午後4時に。すると、まだ店内は工事中。「しまった、日にちを間違えたか」。しかし、店の前には開店祝いの生花が・・・。
とりあえず中へ・・・。
「すみません5時からなんですけど・・・」とスタッフの声。
「しかし、確かに4時オープン・・・って聞いたんですよね、店長さんの女の子に・・・」
「えっ店長スか?ちょっと待っててくださいね〜。店長〜〜なんか変なおっさんが、4時からとか言ってますけど〜」
ここで店長登場。
「わあ、本当に来てくれたんだ」
「本当に来てくれた・・・って、あんた、えらい迷惑そうやないか」
「いえいえ、超嬉しいっすよ〜」
「超嬉しい〜ってあんた、確か4時開店・・・って言ってたよな?」
「あっ、言いました。言いましたけど、すいませ〜ん。それ私の出勤時間でした」
とりあえず、彼女にヘッドロックしてあげました。
「キサマ〜。わしゃこう見えても結構忙しいのよん。しかもきょうは開店祝いに、メキシコ人のビーフイーターまで連れてきて、メキシカンステーキでも喰うつもりだったのに〜」
「ええ〜マジですか〜。すみません、うちステーキやってないんです」
「おいおいおいマジっすか〜。この前、ステーキあるとか言ってなかったっけ」
「あの、それが、メニュー変更いたしまして・・・」
「マズイよチミ〜。もうビーフイーターは牛肉を食べるつもりで、こちらに向かっているからねえ・・・」という間に巨漢のビーフイーター五十嵐隊長が到着。「安ちゃんどこよ、ステーキ食わしてくれる店って」
「ほらほら、どうするよ、本当に来ちゃったじゃん。メキシコ人。あのおっさん、アミーゴって呼んであげて」
「ごめんなさいアミーゴさん」
「んんん、どういうこと?」
結局、僕らは30分ほどぶらつき、4時30分に一番乗り。タコスを皮切りにメキシコ料理を堪能。注文したのに出てこなかったやつもあるが、開店したばかり、店長のS子も愛嬌のある子なので、ここは開店祝い代わりに許してしんぜよう。
原宿交差点(表参道と明治通り)近くのローソンの裏。メキシカン酒場「SOL AMIGO ソル・アミーゴ 03-3405-7605 原宿店 店長はSATOKO)。チラシをむらう(三河弁=もらうの意)と料理が全品半額になるよ。
そんなわけで、僕とアミーゴ・ビーフイーター五十嵐隊長はメキシコ料理を堪能。しかし、ステーキを喰い損ねたことが、心残り。
「んじゃ、代々木上原でも行きますか」と巨漢二人は千代田線で移動。
「まだ、時間も早いし、コーシーでも飲むべかや」と酒の飲めないアミーゴを気遣って、マキさんの店でコーシーでも飲もうかと、坂を上がると「あの〜コーヒーとかいかがでしょうか・・・。オープンしたばかりのお店なんですけど・・・」と一瞬、目を疑うほどのモデル張りの女性が僕らに声をかけてきた。
「ごめん、いま、なんっつた?」と僕。
「あっ、はい、え〜と、新しくできたカフェなんですけど、もし、よろしければ、コーヒーでもいかがかなあ・・・と思いまして」と彼女。
「きみ、凄いねえ・・・。どうして僕らがコーシーを飲みに行くってわかったの?」
「えっ、そうだったんですか?本当に?」
「本当だよ、さあ行こう行こう、どこに出来たって、早く案内してよ」
「本当によろしいんですか?」
「よろしいんですよ。キミならぼったくられても、ぜんぜんOKだし」
「ええ〜ぼったくりじゃありませんよ〜。しかも、初めてお客さんは、全部50%引きなんです」
「キミ、いま、なんっつた?」
「はい、50%引きです」
「もしかして半額・・・ってこと?」
「はい」
「お酒もあるの?」
「はい、ございます〜」
このやりとりにアミーゴ隊長は終始、ガハハガハハと笑いっ放し。
「僕は、いま、この段階でにわかに信じられない。こんな綺麗な御嬢さんにナンパされ、しかも全品半額ときた。これは夢ですか?」
「違います」(彼女)
「信じていいのですか?」
「はい、信じてください」(彼女)
おっと明日も早い・・・ので続きは後日・・・ということで、本日はこれにて御免ください。(つづく)