1979 落合のトンデモ息子
プロ野球担当記者を8年間やりました。私の接した野球人の中で、最高の人格者はやっぱり王さんだと思います。馬骨木端記者にも、本当に丁寧に対応してくださいました。
逆に、人間としてど〜か・・・と思う野球人が二人。野球が出来りゃ何やっても、何言っても許される的な、社会人失格人間が落合と清原。絶対にオトモダチにはなりたくない人種です。(野球に関してはスゴいけどね)
しかし、しかし、「週間実話」(2013/11/07号)の番長・清原和博が宣戦布告「ヘタレ中日・落合GMシバいたる」なる独占インタビュー記事を読み、清原とオトモダチになってもいいかな〜と思いました。
報道陣や、一部選手からは相当な嫌われ者の清原ですが、元中日で西武に移籍したM投手は清原信者で、「いい奴ですよ〜」と言う。そりゃさあ、今でも酒場で飲むたびに従業員全員に1万円ずつチップばら撒くほど気前がいい番長なら、いい奴だと思う人もいるかもしれないけどさ、新人のころからの傍若無人ぶりは、そりゃ半端じゃなかったよ。謙虚とか謙遜なんて言葉は通じないヤ○ザがユニホーム着て野球やってるようなもの。そんなの清原のグランドの姿を見れば一目瞭然。死球をぶつけたロッテ・平沼投手にバットを投げつけるなんて、言語道断。王さんや衣笠さんが、そんなことするかあ〜。
で〜もでもでも・・・そんな清原に「よくぞ、言ってくれた」と抱きしめてあげたい。立ち読みはしょっちゅうしますけど、生まれて初めて「週刊実話」380円、買っちゃいました(大爆笑)。
ーーーーートンデモナイことになってる息子ーーーーーーー
〜週刊実話(11/07)号より抜粋(安藤総理もバーチャル参加)
ーーー今の巨人の強さの秘密は何でしょう?(記者の質問)
清原 「実は俺、あんまり今年の巨人を見てないんだよ。息子の野球を見に行く日の方が多かったかも。そっちの方が断然面白い」
総理 「いいこと言うねえ・・・。読売の野球は少年野球以下ってこと。同感同感。キヨハラクンも目が肥えてきた。ゼヒ、ノムさんの意見も聞いてみたいわ〜」
ーーー巨人には興味がない?
清原 「何がうれしいって、この間、スポーツショップに息子のシャツを買いに行ったんやけど、紺とオレンジがあったから、『これどっちがええねん?』って聞いたら、息子が『オレンジはイヤだ』って答えたんや。子供ながらにいろんな本を読んで、俺の気持ちを汲んでくれたんやろね」
総理 「ええ息子やないか〜。キヨハラクンは高校生の時にドラフトで読売に裏切られ、FAで読売に移籍して、夢叶えたと思いきや、最期はお払い箱で、粗大ごみ扱い、ってが完全に邪魔者扱い。清武さんの暴露本によれば、東京ドームホテルの高層階で『クビにするなら、ここから飛び降りたる〜』って、絶対に開かない窓の前で、泣きながら訴えたそうだけど、ほんま、辛かったんやね〜番長ともあろうお方が(涙&笑)」
ーーー息子さんも強打者だという噂を聞きますが。
清原 「うん、すごいよ。俺を超えるんじゃないかな。アメリカじゃお父さんを超えるケースがあるけど、日本じゃ誰もいないでしょ? 長嶋さんの息子しかり、野村さんの息子しかり、落合さんの息子なんかトンデモナイことになってるでしょ? そんな中、ウチの息子は親を超えるんじゃないかな。まあ親バカも半分以上入ってるけどね」
総理 「だよね〜。でもさ、キヨハラクンの場合、親バカじゃなくて、バカ親じゃないの? ところでさ、落合の息子がトンデモナイことになってるってど〜ゆ〜こと?」
ーーー息子さんは今、おいくつですか?
清原 「小学5年生。落合さんの息子みたいには絶対なってほしくない。これ、ちゃんと書いといてくれよ」
総理 「おい、キヨハラクン、どういうこと? もっと具体的に教えてくれ」
インタビューはここから阪神の話題になるので、落合のトンデモナイことになってる息子の有名な話を二、三書きましょう。
・ション便小僧伝説・・・トンデモ息子がまだガキの時の話だが、名古屋の自宅(賃貸)の居間(畳)のちゃぶ台の上に乗り、得意気に立ちションを始めたそうだ。で、それを見た信子が叱ることなく「きっとこの子はオオモノになる」と絶賛した・・・と。たしかにカラダだけはオオモノになった。このような非人間的教育で子育てすれば、トンデモガキを製造できます。
・連載伝説・・・確か週刊プレイボーイだったと記憶してますが、トンデモ息子が連載・・・というか、読者相談みたいな企画を持っていて、一度だけそれを読んだことがありますが、大いにあきれたことがありました。落合も信子も参加して親子で読者の悩みに応える企画ですが、その読者の悩みというのが、短小と包茎と早漏・・・というもので、それについて親子で真剣な討論。で、三冠王父落合の出したファイナルアンサーが「短小も包茎も早漏も、それぞれの個性よ。他人と比較しなくったっていいんじゃない・・・」と。おいおいおい、こんなんで短小包茎早漏の読者が「うん、そうか、わかったよ」って納得するのかい? 少なくとも包茎は手術、早漏は訓練、短小は・・・う〜ん、わかりません(ゴメン)だろ。こんな脱人間的教育で子育てすれば、トンデモガキの一丁あがり。
・デザイン伝説・・・落合が監督を務めた8年間の中日のユニホーム。あれ、なんとトンデモガキがデザインしたことになってるんだと。で、デザイン料とか使用料とか版権が自動的にトンデモガキに振り込まれるシステムを落合が構築して、その額が年間で数千万円。デザイン料だけで5000万円という情報もある。ファンのみなさんもお気づきだと思いますが、他球団はシーズン中に、コロコロとユニホームを変えるのが昨今の流行り(総理は好きではないが)でしょ。でも中日のユニホームって、落合時代はほとんど変えません。だって、一試合につきナンボで使用料という版権が入ってきますからね、トンデモ息子さんにさ。オイシイじゃあ〜りませんか。ゼニゲバ教育。
・盗っ人伝説・・・いつだったか、落合が横浜スタジアムの監督室で現金40万円入りのセカンドバックを盗まれて大騒ぎになった事件がありましたよね。で、シーズン終了時に長嶋コーチと秦コーチが濡れ衣を着せられて落合に解雇にされましたね(東スポ一面)。あれってさ・・・球界では有名な話で、み〜んな真犯人を知ってるそ〜です。監督室に自由に入れる人物はごくごく限られた人物なんだってさ。落合のすご〜く身近にいる人物しか、物理的に不可能なんだってさ・・・。えっ・・・誰かって・・・さあ、知りません。あっ、いやいや具体的に名前も、複数の関係者から聞いていますけど、ここでは書けませんがな。複数の関係者、フクスウの、フク? いやいや書けませんよ、そんなこと。
(つづく)