2059 人命と医学(科学)と神と倫理
「命」とは、そもそも誰のものか・・・という問題に起因する問題。
安藤総理のあんまき高校三年生の時からのテーマ。きっかけは、現あんまき市役所土木課のTから渡された三島由紀夫の「剣」(つるぎ)。
それまでは、ただ眠たいだけの、遠藤ドルーピー教諭による「倫理社会」いわゆる「倫社」に、「剣」を読了後、興味を持つ。アリストテレスの正義論にはじまり、ポリスの崩壊から、ヘレニズムの思想がはじまり、そこにはエピクロス学派と、ストア学派が対立し、当然だが、安藤総理は快楽を追究するエピクロス学派に傾倒するのだが、「剣」を読んでしまった故、禁欲こそ、獣(ケダモノ)と人間の違いだと主張するストア学派に対して、ある種のうしろめたさを感じていたことも事実である。そして数々の神の経典から「生命」の所有論や生存意義に発展していくのだが、遠藤教諭の講義は、あまりにも高尚すぎて、ついていくのに必死。おまけに極度のどもりで、てんかん持ち。よく講義中に口から泡吹いて倒れていたから、実は授業どころではなかった。
あまりの「天才バカボン」ぶりに、「あんた、どこの大学出てんねん?」と尋ねると「ワ、ワ、ワセダの、セ、セ、セイケイ」と答えたので、こやつが、早稲田の政経なら、オイラも現役で社学か二文くらいなら楽勝だと感じた。
さて、本題ですが、「脳死」(法律による生命基準)と「胎児」(意思の伝達が出来ない生命)と「医療」(コントロールできる生命)の三つ巴。答えなどあるわけがありません。
遠藤教諭の永遠に理解不可能な講義の先に、独自に見出した、総理なりの結論は涅槃の先にある輪廻転生。ここに行きついたわけです。
小学生時代は、イースターでもらえる、色つきのゆで卵欲しさに、キリスト教会の日曜学校皆勤賞だった総理ですが・・・。
ーーー以下、ネット配信記事転載ーーーー
AFP=時事 1月27日(月)12時7分配信
【AFP=時事】米テキサス(Texas)州で26日、脳死と診断された妊娠中の女性から生命維持装置が取り外された。裁判所は24日、女性の尊厳死を求め家族が起こした裁判で、マリース・ムニョス(Marlise Munoz)さん(33)の生命維持装置を外すよう病院に命じていた。
署名運動「妊娠女性の生命維持装置外して」
ムニョスさんは昨年11月28日、妊娠わずか14週で脳死と診断された。このケースでは、胎児の権利を認めて中絶の減少を図る司法努力の結末と医療機関の権利をめぐり論争を巻き起こった。
ムニョスさんの夫と両親は、ムニョスさんの明白な意志を尊重するとして、人工呼吸器を外すよう求めていた。
しかし、テキサス州フォートワース(Fort Worth)のジョンピーター・スミス病院(John Peter Smith Hospital)は、ムニョスさんの脳が肉体を機能させるという役目を失ったという段階では、まだ死亡したことにならないとして、24日に判決が出されるまで生命維持装置を外すことを拒否し続けた。
しかし病院側はその後、当時22週の胎児が「成長不可能」であることを認める書類を裁判所に提出した。
米国ではテキサス州と他の11州で、その週数にかかわらず、妊娠している女性の生命維持を義務付ける法律がある。【翻訳編集】 AFPBB News
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