2204 新城→名古屋→岐阜→名古屋
4月2日水曜日。
本屋のおねーさん運転のプリウスで新城から名古屋へ、豊田を抜ける山道を通って。
途中、ランチで寄った普通の喫茶店で、味噌カツ定食をご馳走になりました。
で、トイレに行くと、モダンな店内とは裏腹に和式トイレだったので、ビッグはせずに、スモールのみ。
手を洗おうと洗面台をふと見ると、どういうわけか、コンドーさんの自動販売機が・・・・。500円ナリ・・・。どうして喫茶店のトイレにコンドーさんが?
♪ 僕もあなたも願ってる〜
そ〜れは ひとこと「優勝」だ〜
コンド〜(夢)監督の胴上げだ!!!
いいぞ、ガンバレ、ドラゴンズ〜
燃〜えよ ドラゴンズ!!!
なんて唄を、思わず口ずさんでしまいました。
喫茶店のトイレにコンドー監督かあ・・・
まあ、あながちミスマッチでもないかも。
高校生のころ・・・、「ぐっさん」という中学時代の同級生が、学校の帰りにウチに寄り、「じゃあ、また頼む・・・」とか言って、安藤総理に500円を預けていきました。
ぐっさんの家は、安城市の北端の橋目町と言って、トヨジの住む豊田市との市境にあり、当時は田んぼしかない田舎で、日が暮れると電燈もなく、キツネやタヌキの方が人間より多い地域でした。
で、「ぐっさん」は、どこでどう、誰とどんなふうにやっているのか知らないけど、「コンドー監督」を買っておいてくれと、おいらに500円を渡すのです。
当時、安藤総理は団地に住んでいたので、深夜、善男善女が寝静まった午前2時〜3時を狙い、全身黒ずくめ、おまけに、八百屋でもらう紙袋に目だけ穴を空けて、それを覆面代わりにかぶり、徒歩6分の商店街までダッシュ、薬屋の前にあるコンドー監督の自動販売機で、依頼品を購入。
1970年代は、高校生が自動販売機でコンドー監督を買うことは刑法に抵触すると信じていました。ですから、張り込み中の刑事に見つかっても、すぐに闇にまぎれることができる服装が必要だったのです。それが、今や、少年少女がコンビニでお手軽に買える時代になりました。これも、日本をパラダイスにするマッカーサーの策略です。
にもかかわらず、ここの喫茶店ときたら・・・。
和式トイレに、洗面所コンドー監督。まだまだ、こんな時間が止まったままのレトロがあったんですね。なんとなくホッとするひとときでした。
そのまま、おねーさんの名古屋の豪邸に行き、そして、仕事場兼別宅のある岐阜へ。
おねーさんは、アメリカで古着を買い付けたのをきっかけに、婦人服と子供服のリサイクルショップを30年以上も前に開店。もうすぐ40年になります。
もともとファッション関係の仕事をしていて、古着の破れはパッチで補修するなどして、逆にオリジナルな一点ものとして売るなどして大成功。
そのため、新城の本丸から、車で片道3〜4時間かけて、岐阜まで、週に3度の往復。恐るべし・・・。
この日は、おねーさんと行動を共にして、岐阜で仕事終了後、カッパ寿司で夕食して、おねーさんの名古屋の豪邸で一宿三飯の恩義に預かりました。
名古屋の豪邸は、ハリウッド映画に出てくるような、そらハンパなく凄い邸宅です。木々に囲まれ、南向きのベランダからは青空が広がり、バーベキューもできるし、家の中にエレベーターがあるもんね!
本日4月6日は安城です。
東京まりか会は、きょうも、ふたりまりか会です。
山口さんからメールいただきました。ありがとうございます。