少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2250 伊勢の赤福とサバンナのライオン1


伊勢の赤福餅が大変なことになってるらしい。
実親が実子の社長を株主総会で解任した逆クーデター。
これぞ、まさにルーズベルト・ゲーム。「お前はもうゲームセットだ」とドラマより、こちらの方がはるかに面白い。


伊勢といえば想い出がない。
大のパワースポットブームのだが、あまりピンとこない。
伊勢神宮と聞いて、ピンとくるのは「赤福」だけです。
実は、坊主頭の集合写真が残っているので、安城北朝鮮中学時代に遠足か何かで行ったのでしょう。伊勢志摩めぐり。
クソ中坊に、伊勢参りも、ミキモト真珠も興味はなく、見事に記憶から削除され、忘れようにも思い出せません。


名古屋近郊にお住いの方は、ご存じかと思いますが、世の中には「赤福餅」の他に「御福餅」というのがあり、パッケージの色も大きさも値段も中身もほぼ同等のものが、同じような場所で売られていて、ふっと気を抜くと、気がついたら、「赤福」を買ったつもりが「御福」だったなんてことがよくあります。
ひどいひとになると、「御福餅」を食べても「赤福餅」を食べたと思い込んでる人もいます。実際、皿に盛られて出てきたら、判別は至難です。
白い恋人」と「面白い変人」くらい、その違いが、わかりやすければいいのですが、関東、関西の人は、名古屋で買った「御福」を「赤福」と思い込んでいる人は、かなり多数派だと思います。



そんな「赤福餅」の嘘のようなホントの話。



ーーーーーネット記事転載ーーーーーーーー



揺れる「赤福」…母親が息子社長を追い落とす“お家騒動”に

SankeiBiz 2014/5/20 12:00



伊勢神宮参道に本店を構える和菓子メーカー赤福三重県伊勢市)でお家騒動騒が勃発した。4月に社長の浜田典保(のりやす)氏が事実上の解任となり、新社長には実母の勝子(まさるこ)氏が就任。
典保氏は平成19年に消費期限の偽装が発覚し経営危機に陥った赤福を立て直したが、名物みやげ「赤福餅」を全国に知らしめた先代社長で実父の益嗣(ますたね)氏ら両親と経営方針をめぐり確執があったといわれる。
消費者不在の親子ゲンカが宝永4(1707)年創業の老舗の「のれん」を傷つける結果を招いている。
(安総注=父子の確執といえば、昔なら、星一徹VS星飛雄馬。少し前なら、三国連太郎VS佐藤浩市。時世でいうなら「美味しんぼう」の主人公の新聞記者と、その親父の美食家ですな)


■家業か企業か


「従業員の皆様へ」。4月23日、新社長に就任した勝子氏は、こう題した文書を社内で配布した。
その中では、今後の赤福について「未来に向けた経営を志向するため、『のれん』に象徴される理念に基づく経営を目指す」と強調した。
赤福では同日、臨時株主総会が開かれ、典保氏の社長退任が決定。
(安総注=典保氏(乗り易し)は「何故だ?」と三越・岡田社長のように叫んだのか?)
勝子氏はその後の取締役会で新社長に選ばれた。
典保氏は、代表権のない会長に退いた。
(安総注=社長より会長の方が偉いんじゃないかと、いつも思うのはワシだけ?)
赤福は「経営体制変更のため」との説明にとどめるが、「のれん」を重視する古くさい家族経営からの脱却を図った典保氏が、事実上解任されたとみられている。
(安総注=みられている・・・って、あんた、それしかないでしょ)



歯車が狂い始めたのは、19年に発覚した消費期限の偽装問題だ。



赤福で消費期限の偽装や商品の再利用などが常態化していたことが発覚。食品衛生法違反で3カ月の営業禁止処分を受けた。
(安総注=うん、あったあった。あれは酷かったね)
当時会長だった益嗣氏は引責辞任し、17年から社長を務めていた典保氏は経営再建のため続投することになった。
民間信用調査会社によると、典保氏は社内のコンプライアンス(法令順守)を徹底し、社員提案なども導入して企業風土を改善。
作り置きできない生産ラインを導入するなど、
「家業から企業へ」
の理念で近代的な企業経営への転換を進めた。
その結果、業績は回復し、20年9月期に64億円だった売上高は、25年9月期には92億円まで増えた。
(安総注=おお、スゲースゲー)


この年には伊勢神宮で20年に1回、社殿を造り替える式年遷宮もあり、足下の業績も好調に推移しているとみられる。


ーーーーーーーつづくーーーーーー