4823 事件現場の保存
2/23/19
閲覧注意。心臓の弱い方、セレブさま、常識がある方は閲覧をお控えください。
万が一の場合は自己責任でお願いいたします。
およそ80日前、ここに人間らしき物体が生息していたと推測される。
現場は当時のままである。
現場保存は鑑識の鉄則であり、完璧なプロの仕事である。
写真3は被害者が、荷重労働の滋養強壮に補給しようとしたフルーツのようだが、元がなんであったかは識別不能。
被害者本人が握ったとみられる玄米ムスビ3個はラップに包まれ、外観は傷んでいない。
火を通して粥にすれば、まだいけそうだ。
問題はペットボトルの茶だ。こいつはいささか厄介である。
間違えて飲んだら3秒で死ぬ。サリン以上の猛毒である。
アケチ探偵の推測はこうだ。
寝ていた被害者が尿意を催し目が覚めるが、起き上がれない。
そこで手にしたのが空のペットボトル。
被害者はそこに分身の先を差して放尿するも、反逆して飛び出す奴もいる。
そこで奇声を発し、間口の広い尿瓶を届けてもらった。
そのペットボトルと尿瓶のツーショットが証拠として残されている。
被害者は放尿終了と同時に激痛で意識を失った。
駆けつけた救急隊員がどさくさに紛れてなのか、あるいは漏電を危惧して意図的にしたのか、とりあえず第三者の手により、冷蔵庫のコンセントは抜かれていた。
部屋の鍵は空いたままだった。
とりあえず、尿瓶とペットボトルには触れてはならぬ。機動隊の爆発物処理班に出動要請。
冷蔵庫の元フルーツには自衛隊の特殊細菌部隊を要請。
被害者は、まだここで人生を送ろうするのだろうか?
本日は、まあまあついてる 感謝してます。