少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

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すべての発明は人間の大小の欲望が発想となって具現化される、と断言していいだろう。だから、欲望を抑えてはいけないと思う。だからタイムマネージメントについて、私はこんな生き方をしてきた(というかしていきたいと思う)。


・通勤時間片道一時間以上往復二時間。週5日勤務で10時間、年52週として、年間520時間(21日と20時間)が通勤だけのために費やされる時間。定年までの38年間に換算すると19760時間(823日と8時間)。そりゃ盆暮れ正月連休もあるけど、片道2時間なんて人もいるから、妥当な数字だろう。それも満員電車で運が悪ければ痴漢冤罪で豚箱失業家庭崩壊のリスク大。となれば、なんとか通勤時間を減らす、またはゼロにできないものか?
というわけで、起業して自宅で仕事をすれば通勤時間は夢のゼロ。ただし根性は必要。眠い、だるい、腹が痛い、やる気がしない・・・逃げ道はゴマンとある。でも、痴漢冤罪だけには絶対に避けられる。


・食事時間のコントロールは難しい。まず一日三食食べる回数を単純に減らすところから始める。外食ひとりメシなら30分。自炊メシなら料理、食事、片づけまで入れて1時間。他人との会食も友人食かビジネス会食かによって違うけど、だいたい1時間30分。まあ、一回減らせば一時間は短縮できるから年間で365時間(15日と6時間)、余命44年の安藤総理なら16060時間(669日と4時間)のセーブ。おまけに健康になる。


・睡眠時間コントロール。若いころは「俺はナポレオン睡眠だ」なんて睡眠時間4時間を気取っていた時期もあった。あれは、アホな受験用語「四当五楽」(睡眠時間四時間の受験生は合格するが、五時間寝てるやつは不合格という受験勉強屋がつくったアホな造語)。本来、人間は日に6〜8時間は寝なくてはならない。若い時期はともかく、睡眠は、人体のすべての臓器に必要な休息、成長ホルモンは睡眠でしか分泌されない。だから、テロリストに捕まり、一番辛い拷問にひとつは「不眠攻め」。寝かされないことにより、人間は崩壊する。
ここ数年、入退院を繰り返し、脳外科の医師たちが例外なく早寝早起きを実施している事実を知る。あの人たちは、脳のメカニズムを熟知しているので、意識的にそうしている。真似するしかない。
豊田市で暮らすトヨジは、そんな知識はないが、動物的本能により、日没就寝、夜明け起床という万物創生期までさかのぼる自然現象の生息活動を産まれてこのかた崩したことがないので、至って健康。酒タバコをやらず、地産地消の食生活に加え、趣味の釣りで得たサカナを干して食していれば、おそらく200歳まで生きる世界的なサンプルになったに違いない。
だから、私も9時就寝を目指すが、なかなか毎日というわけにはいかない。国民皆トヨジ生活を義務付ければ、日本の医療費の九割は縮小できる。


・くだらないテレビとコマーシャル。これはあと10年でほとんど消滅。あと20年で完全に消滅するから、ほっておこう。いままで、どれだけ無駄な時間を吸い取られたのか、計算すると虚しくなるので止めておこう。クルマに興味のない人、買う予定のない人もトヨタや日産のCMを見なければならないテレビの仕組みはインターネットで完全に終焉する。ありがたいことである。


・インターネットは時間を短縮してくれてるのは事実ですが、それがすべて良いのかどうかと問われればわかりません。要は使い方なのでしょうがね。私は、レトロ派、アンチネット主義ですが、ネットのヘビーユーザーに成りつつあります。時代の流れです。これに乗らなければ前記のような願望はかないません。複雑な心境です。