少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

240  喫茶店設立状況14

6月29日、新宿エルタワーの事務所にてピザ卸会社メリープラネットのA氏、中間会社のO氏と打ち合わせ。当店で使用するのはイタリアから直輸入の冷凍ピザで、添加物不使用が売り。かの「佐世保バーガー」が店頭販売している商品とまったく同じもので、成城石井などの高級食材店でも販売している。チーズが濃厚の分、ソースが控え目で、宅配ピザよりう〜んと薄味なので気にいったのだが、果たして安城の人々の味覚に受け入れられるだろうか?正直、少々心配である。
本来は小売店用の卸し価格なのだが、当店が中部地区の代理店になるという権利を獲得でき、問屋価格で卸してもらうことができた。店の中堅選手くらいのポジションで考えていたが、他店や食料品店に売り込むことにより主力選手になりうる可能性も出て来た。じっくりと育てていきたい。
6月30日。毎年毎年思うことは同じだ。今年も半分終わってしまった・・・ってこと。
僕の余命もあと49年と6カ月か、長いのか短いのか微妙なところだ。今朝、義兄の父が亡くなり、甥に赤子が生まれた。家族の人口は変わらない。確かに人間は生まれて死んでいく、それだけのこと。
長淵剛さんの「ガンジス」という唄。ガンジス河のほとりには死を待つ老人の群れがあるという。そこは死人(しにびと)たちを焚き火の中にくべて、火葬する場所だそうだ。死期を悟った老人たちは、歩けるうちに自らそこに集い、ただひたすら死を待ち、鼓動が停止したら、その火にくべてもらい焼いてもらうのだそうだ。
同じ命でも、どこの国で生まれたかというだけで、その重さが違うのか、あるいは、そんな思い(同情)は思い上がりの錯覚なのか?
そんなことを思いつつ115番で弔電を打つと僕は上野に向かった。
知人との私用を済ますとアメ横のお菓子問屋・二木へ行った。レトロ喫茶には懐かしい昭和時代の駄菓子を置いてみようと企画している。ほとんど何十円で買える駄菓子だ。有料でコーヒーや飲み物のおつまみにしてもらう。とはいえ、店の目の前にあるイト―ヨーカドーで販売しているようなものでは意味がない。6月19日(土)に同級生の古橋君と古久根君に頼んで名古屋市西区の駄菓子問屋に連れて行ってもらった。ところがイメージしていたようなものが見当たらず、企画は頓挫した。
しかし、二木ではイメージ通りのものがかなり見つかり、かなりの種類が購入できた。一般でも買えるので完全な問屋というわけではないが、1個単位で買えるので市場調査としては有難い。もともと利益が発生するわけではなく、客寄せのひとつのアイデアなのでお客さんが楽しんでくれれば成功だ。雑誌なんかも新刊は置かず、最低でも10年前の週刊誌など置いて、タイムスリップさせようなんて思いつきで考えている。
最後にW杯。にわかサッカーファンが大騒ぎしているみたいでイマイチなじめないのだが、誤審で負けたわけじゃないので救われる。残念だったけど、日本よりもはるかに、国をあげてサッカーに人生をかけている(と思える)パラグアイが勝ったんだから、これは神の公平な判断だったと思う。ベストを尽くした結果を責めることをできる人はいない。