実際に広州に到着してすでに４日も経ちますがブログではまだ北京にも到着していません。すごいタイムラグです。
テレビのＣＭで「いまどきネットが繋がらないなんて、その質問自体がナンセンスだと思います。電話線が繋がればどこでも・・・」とバテレンさんのクソガキが偉そうに言っていますが、あれを見るたび「井の中の蛙野郎」だと思います。世の中そんなに思うようにネットは繋がりません。今はどうか知りませんが、２年前までは、1300万人の大都市広州だってdocomoの電波は拾えず、大迷惑を被っておりましたから・・・。
まあ、それはともかく、北京国際空港に到着し、乗換え待ちが約３時間。前回の北京空港で食べ損ねた「バーガーキング」を絶対食ったるぞ、と意気込んで向かうもまたもや長蛇の列であっと言う間に意気消沈してしまった。海外ではこんなに大人気のバーガーキングなのに、何ゆえ、日本ではヒットせず、全店撤退の憂き目にあったのだろう。
僕は「バーガーキング」中野店に通ったし、全店撤退後に期間限定でオープンした「新横浜店」にも食いに行ったのに。
ケント・ギルバートの「タコベル」しかり、「ウェンディーズ」しかり、「ペプシコーラ」しかり、これだけことごとく、僕が押す名店が潰れるとは「少数派」もほんと、辛い・・・ス。
結局、この長蛇に挫折して比較的空いている韓国料理店で冷麺40元を注文。北京空港の飲食店は本当に良心的な金額で素晴らしいと思います。
それにしてもまだ２時間近くある待ち時間。ふとバーガーキングに目をやると先ほどの行列が半分くらいに。よっしゃとばかりに冷麺をたいらげたにもかかわらず、列に並び、久々のワッパーＪrをゲト。やっぱ美味いわ、こいつ。バンズもソースもたっぷり野菜もジューシ―な肉も焼き加減も、マックの100倍は絶対に美味いぜ。アメリカの僕の友人知人は圧倒的にバーガーキング派です。
プチ満足で飛行機に乗り込むも、何の説明もなされないまま機内で待つこと1時間半。もういい加減慣れましたから腹も立ちません。この便も窓際を予約した僕ですが、遅延のお詫びなのか、この日は前回と違うルートで広州市街を旋回。見慣れた街の路地を上空から眺め、これまた絶景絶景。広州には世界一高い広州タワーがありますが、実は存在感が薄く、広州市民の間でも「あっそう、そうなんだ」程度で終わりです。世界10位に入るとかで、バカ騒ぎの東京スカイツリー。押上の地元商店街の人たちが盛り上がるのは大いに結構だけど、無理やりバカ騒ぎするテレビ番組など見るにつけ、本当に日本のテレビ局は脳の足りない人たちの集まりだと思うのは僕だけでしょうか？
約１時間遅れで機は広州へ到着。いつもの国際線出口ではなく国内線出口からバス乗り場へ向かう。いくら安くてもタクシーなど使いません。32元の高速バスで約１時間。約30キロの古着をボランティア団体の女性に渡し「こんなに重たいものを、いつもありがとう」と言われ、少し照れる。自分に出来る範囲のことしかできませんから。映画「シンドラーのリスト」を観てから人生観が大きく変わりました。
さて、オーダーしてから55分、３本目のハイネケンを飲み干したころで、ようやく注文したツナサンドがやってきたぞ。拙い中国語でウエイトレスに皮肉を言うとさすがにそのノロさ驚いていた。まあ何日待とうと注文したものと同じメニューが出てくれば、僕はもう怒らない、すっかり慣れましたから。
それとひょんなことから「123」さんから書き込みをいただき、さらに深く「日航123便」のことを考えなくてはならなくなりました。新たな情報を提供してくださり、感謝いたします。
（やっと広州に着きました）
