少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

268  広州にて5

パソコンが繋がらない。どうしてパソコン屋は次から次へと新商品を出すくせに、もっとパソコン環境を整備しようとはしないのだろうか?
例えば携帯電話のように国内ならどこでもすぐに繋がるように、海外なら一旦電源を切って再起動させれば自動的に繋がるように・・・。せめてボタンひとつかふたつくらいの操作で繋げられるように工夫してもらいたいものだ。
広州で僕が住んでいる部屋はかなり高価なハイテクマンションだが、どうしてだか理由はわからないが僕の部屋だけパソコンが不通なのだ。ちゃんとお金を払っているのにどうしてだ、調べてくれと何年も前に依頼したら、それを調べるには全ての部屋を調べなければならないから無理だと言われ、未だに僕は部屋でパソコンを操作することが出来ない。どんな方法を講じても僕の部屋には無線すら飛んで来ない。
だから、飲みたくもない不味い珈琲を注文し、ネットが出来るカフェに行くのです。「上島珈琲まで行かなくても、安藤サンの近くにネットできるカフェあるよ」と件のアヤちゃんが教えてくれたので、今日は無料の循環バスに乗り、近くの「rbtカフェ」へ。もう出来てから一年近く経つのかな。以前、勤務していた祈福病院のすぐ近くで存在は知っていました。
こんな近くなら助かるとばかりに来たはいいですが、やはりネットが繋がらない。専門家のお兄さんたちが、ああでもないこうでもないと2人がかりで四苦八苦しながら、ようやく繋がったのが30分後。オーダーしたチキンサンドイッチとシーザーサラダは来たけれど、どうなんでしょう。サラダはかなりしなびたキャベツがマヨネーズの海でおぼれていたし、チキンサンドも同様にせっかくトーストしたパンも酸っぱいだけの大量マヨネーズで湿ってナマ八つ橋のようにしっとりしていました。中国人ってこんなにマヨネーズが好きだったっけ?
好きと言えば、中国人は砂糖が大好きです。砂糖の入っていない飲料をコンビニやスーパーで探すとなると水とコーラゼロしかありません。お茶系の飲み物は全て砂糖入りだし、豆乳はもちろん、へたすりゃ白牛乳にだって入っている、あとはビールに頼るしかないのだ。
砂糖嫌いの僕には、これは死活問題です。しかもその甘さたるや、ハンパじゃない。街でサトウキビを売っている人がたくさんいますが、みなそれを美味しそうにかじっています。あまりにも美味しそうなので、試しにかじってみましたが、砂糖をダイレクトに口にいれたのと同じで、思わず吐き出してしまいました。
さて、この「rbtカフェ」ですがカフェだとばかり思っていたのは僕のまったくの勘違いで、ここは「お茶屋」さんでした。お茶屋と言ってもアイスフレバ―茶専門で全ての飲み物に大量の砂糖とタピオカやアイスクリームやゼリーなどが入った渋谷原宿系のメニューで、砂糖なしの飲み物は水しかありません。ビールもない。いやいや久々に参りました・・・。というわけで、僕は何故かグラスではなく、陶器の珈琲カップに注がれた常温の水をちびちびやりながら、こいつを書いています。