少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

300  肉体崩壊

記念すべき300回ですが情けない肉体の話、恥ずかしい不健康話を書きます。
安城北中時代は連戦連勝、負け試合の記録なし、県大会優勝常連校の野球部に所属しましたが、猛者ぞろいで僕など万年補欠の球拾い。ふて腐れて練習に出るもやる気なし。知立高校に進学してから身長も伸び、ラグビー部で鍛え、首周りが異常に発達し、市販のYシャツではサイズがなくすべてオーダーメイドとなる。野球は辞めたつもりだったけど、野球部の吉田君から1年越しのラブコールを受け、2年から野球部にも所属。補欠とはいえ、安北中の補欠は他中学のレギュラーより高レベルだと知る。ラグビー、野球の他、持久力も買われ3年の時は陸上部の助っ人として市の駅伝大会にも先頭ランナーとして出場。途中まで中学生がぴったりと並走してきたのでマジに焦ったけど、真ん中あたりでぶっちぎった。ラグビーで早稲田のセレクションを受けたけど、当時対象となる教育学部体育学科の実技はラグビー部の人には不利な種目ばかりだったな。
アメリカ留学時代は授業料免除のある硬式野球部の入団テストを受け、25人枠の25番目で合格した。留学生ということで、たぶん、お情けだったと思う。僕より実力ありそうな選手が何人か落選していたからね。一年間、所属したけど、大した活躍もできなかった。チームからは2人の選手がフィラデルフィア・フィリーズから下位だけどドラフト指名されました。記念にサインもらったけど、あの人たちメジャーに昇格したのだろうか?名前も覚えちゃいない。で、アメリカ時代、日本人の仲間からついたあだ名が「鉄人28号」。
明治大学時代はラグビー部の門を叩いてはみたたれど、時すでに22歳。八幡山の練習を見て、そのまま無言で帰りました。その後、明治大学大学院のクラブチームに所属。北島先生の許可を得た大学チームと同じ紫紺のジャージです。と、同時にドラゴンズの関東応援団長を4年。どれだけ酒を飲もうと二日酔い止まり。三日目には回復していました。
さて、東京中日スポーツに就職してから、僕の肉体の崩壊がはじまりました。遠征の度に、プロ野球の選手たちと同じペースで酒を飲み、そのあとで朝まで肉を喰らう日々。女気のない選手は僕と一緒に牛肉を食い、モテる選手はいつの間にか消え、部屋で女肉を食う。そんなただれた日々の連続。特に凄かったのはヤクルトの八重樫さん。サントリーオールドを水代わりに飲むし、肉も大量に食うし、ペースに巻き込まれたら次の日は酒も肉も抜けず取材にならない。
オールスター戦か何かで博多遠征の時、江夏豊率いる中日スポーツ軍団と山本浩二率いる日刊スポーツ軍団が、広島OBの経営する焼き肉屋で鉢合わせとなった。「よし、どっちがたくさん食えるか競争や」なんて江夏さんが浩二さんに言うもんだから、僕をはじめとする両社の若手は拷問のように肉を食わされた。
ある遠征で、某選手からお誘いの電話があり、滅多にないのですが最悪な体調だったのでお断りしたところ「だったらもう取材拒否するぞ」なんて言われると、半分は嬉しくてつい出かけてしまう。
日刊ゲンダイ時代はさらに取材費が思うように使えるようになり、選手や関係者らと飲み、食いまくった。しかもスタートが夜11時、終わりが朝というパターンをほぼ毎日。植木等さんじゃないけど「これじゃ身体にいいわきゃないよ、わかっちゃいるけどやめられない」とス―ダラ節の世界になっちまった。時すでに遅し。
先日、世田谷区の保険給付係から次の内容のお知らせが来ました。
「おいこら、お前がここ10か月間で支払った医療費は合計で131万3000円だぞこの野郎〜。お前は国保だから、本当は437万6700円でこっちの負担は306万3700円だぞこんちくしょ〜。しっかり自己管理せんかい、ボケっ」というものでした。
ふざけんな、俺はこれの他にアムウエイのサプリメント、月額約3万〜4万円、それに気功治療やその他の民間療法に月額2万〜3万円払っているぞ、バカっ。
くっそ〜肉体も懐もボロボロじゃあ・・・。先週土曜日に中国から帰国。翌日曜日に足が腫れ、主治医の先生は筑波大学で学会、国鉄病院は担当医不在。予備校時代の後輩の軍医さんに連絡したところ、すぐに診てくれるというのでタクシーで三宿の軍人病院へ。軍隊の施設なので入口で検問されて救急搬送口へ。応急処置をしてもらい、またタクシーで帰宅。片道1700円。くそ〜思わぬ出費。
翌月曜日に主治医に行き点滴。「絶対安静、歩くな」と指示されるも、個人事業主はそういうわけには行きません。午後、大井町で気功治療、
これはひどい、きょう来たのは大正解です」と先生に言われる。
翌火曜日、それでも国鉄バス3150円で安城へ5時間移動。喫茶店の雑用のみで肉体労働は避け、久しぶりに0時前に就寝。
翌水曜日、この日は終日、喫茶店のペンキ塗り。休み休みやっても暑さでバテバテ。大量の薬を飲むところを母親に見られ、ぶつぶつ言われる。
翌木曜日。6時に起床してペンキ塗りの続き。11時過ぎに家を出て再び国鉄バスで岡崎から新宿へ。事故渋滞に遭遇して6時間。
昨金曜日。自宅からバスで軍人病院へ。この日は通常開院なので軍服をきた負傷兵が多数来院していました。中国が攻撃してきたら、真っ先にこういう軍隊の施設が狙われるんだろうな、と思いながら、予約時間よりすこし早目に到着した僕は、院内を偵察しました。
自分の足もさることながら、どうしても有事の際の迎撃システムや、シェルターの有無、構造などが、必然的に気になってしまいます。
「本当に中国は攻めてくるんですかねえ」などと軍医さんがとぼけていたので「僕なんかよりあんたたちの方が、よっぽど情報持ってるんでしょうに」と皮肉を言っておきました。
さあ、これから主治医の先生のところです。みなさま、お体には、十分お気を付け下さい。暴飲暴食はもうしないと思いますが、トヨジとか動物たちのように早寝早起きを。