少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

374  頑張れ中島美嘉!絢香!

僕の好きな歌手の中島美嘉さんがデビュー10周年を記念した初の日本武道館ライブを中止した。理由は耳の疾患。本来、自分の声は、音が口から出で、空気の振動が耳から鼓膜に伝わり入ってくるのだが、中島さんの場合は耳から入る音と、鼓膜を通さず直接入ってくるものと、2通りあり、自分の目指す唄が唄えないということで治療に専念するとのことだ。つまり、自分の声が時間差で脳に伝わるということだろうか?想像しにくいが、歌手という職業にとって、これは難題に違いない。
甲状腺疾患のバセドウ病絢香さんといい、中島美嘉さんといい、才能ある若い女性が、仕事の本質部分にかかわる疾患に悩まされていることに心が痛いです
最近、何かの記事で読んだのですが、鹿児島出身の中島さんは子供のころ、山の中腹に住んでいて、夏の夜にはお姉さんと、ずっと星を眺めていたそうです。すると星たちが少しずつ集まって、本当に星の川ができて、これが「天の川」だと思ったそうです。いいなあ、美しい体験。満天の星なんて、僕はまだ一度も見たことがない。こんな体験の中から葉加瀬太郎とのコラボ「おぼろ月夜」や「桜舞うころ」が誕生したのかな?
彼女を見ていると、唄う時も背中を丸めた姿勢で、人と目を合わすことが苦手な感じがしていました。記事の中でも「自分はコンプレックスが強くて、スターと呼ばれるのに戸惑いがあった」といつもうつむいている姿を告白していました。
ずいぶん前、歌番組で彼女のインタビューで聞きました。「歌手になりたくて上京して事務所に入ったんですけど・・・。事務所の人に歌、唄いたいんですけど・・・って言ったら、笑われて、一年間、事務とか雑用とかしてました・・・」。みんないろいろありますよね。
コブクロだって9年もストリートだし、サザンだってデモテープ送りまくって、連絡が来たのはアミューズ一社だけだったし、徳永英明さんだってバイトで食いつないでデモテープ送りまくり生活だったし。でも本物は必ず出てくるということですね。
中島さん主演の映画「NANA」もそれなりに面白かったし。
そういえば、もう名曲「雪の華」の季節。
「風が冷たくなって冬の匂いがした そろそろこの街に
キミと近づける 季節がくる・・・」(「雪の華」より)
もう最高の歌ですね。多分、年間を通して、僕がカラオケで歌うトップ10に入っています。徳永さんバージョンじゃなくてオリジナルで唄います。
とにかく早く回復され、また歌姫として戻ってこられることを心よりお待ちしております。