少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

655 安藤総理大臣3

次に「消費・浪費」の脱却だが、タイムリーなことに現在は節電ブームなので、これを少なくとも向こう50年間は維持して行きたい。そのためには法規制が必要だ。
私は基本的に原子力発電に反対ではない。安全性と使用の正当性が確実に保たれるならば、資源の乏しい我が国にとって、非常に有効なエネルギー源になると考えている。しかし、民間が独占することにより、多くの複雑怪奇な利権が発生し、今回の地震津波安全神話は完全崩壊した。そして節電ブームへと。
このような事故が起きて、国民は原発の恐ろしさを改めて知るのだが、これは被災地に限った話で、被災地以外の国民にとって、まだまだ「対岸の火事」感覚なのは残念でならない。だから、これを機に法規制することにした。
節電法の骨子は、人間としての生活を取り戻すための法案であり、極限まで電力の消費を個人、企業、社会レベルで抑えるというもの。
例えば、24時間営業のコンビニは朝7時〜夜11時までの営業と法的に規制し、違法営業店には厳しいペナルティーを科す。当然、飲食店、風俗店も同様。公共交通機関は深夜0時発を始発駅最終とし、終着駅には午前1時着とする。タクシーを現在の半数に減らし、何人も最終電車で帰宅できる範囲の中で行動する。
太陽光発電は、機材の劣化などを加味すると、その後の廃棄問題なども含めて、浅はかなその場凌ぎのアイデアしかない菅君の思案を鵜呑みには出来ない。そこにまた新たな不当な利権が発生することも明白だ。要は使わなければいいのだ。
愛知県豊田市上郷町にトヨジという男がいる。夜明けとともに起き、力仕事をこなし、日暮れとともに帰宅し、風呂に入り、飯を食い、晩酌の焼酎を飲んで8時に寝る。休日には海で一週間分の魚を釣り、自家栽培の米と野菜を主食とする。この男の生活を国民のスタンダードとして教科書にも載せ、学校教育の一環として子どものころから訓練させる。
国民消灯時間は小学生は8時、中学生9時、高校生は10時とし、深夜0時には国全体の9割を消灯時間にする。
当然、民法テレビの放映は深夜0時で完全終了。以後、午前6時までは国営放送のみが臨時ニュースのみを放映する。文句あるか?
その他、デパートやブランドショップなどで贈答品の過剰包装は全面禁止。どうしても必要な場合は古新聞を使用する。
また、流行性のある過剰なファッションへの執着も国民の生活を圧迫する一因であるため、外出時は国民服の着用を強制化することも検討する。わずかワンシーズンで廃棄する衣料の無駄を削減することにより、co2の排出も大量に緩和されるからだ。食糧や水が配給制にならないように、まずは生命の維持から離れた部分で規制していくしかないのだよ、アケチくん。
もちろん、国民にだけ苦痛は与えない。国内外にある我が国の公共施設はエアコンによる冷暖房はすべて禁止。違反しないため全て撤去。国会議事堂、区役所や市役所などの官庁、国外の大使館、領事館、国立大学にいたる、税金で成り立つ施設のなど医療機関を除くすべての役所は文字通り、汗水流して国民のために働いてもらう。実際問題昭和時代はそうしてきたのだ。仕事効率が悪くなるなどと言わせない。そのためにも、徴兵軍隊で鍛え、強靭な精神をつくるのだ。
細かい話にはなるが、例えば風呂に入る前に小便がしたくなったら、トイレではせず、風呂場で身体を流す時に、同時にやれば、水道代が節約できる。トイレの水も風呂の水も結局は同じパイプで下水に流れるのだから異議あるまい。これも立法する。
あと、アキバ48のCDの購入はひとり1枚までとか、まだまだあるが、できるところからやるしかない。節約倹約大臣には春日俊彰君を任命。(ああ見えても、奴はやるよ)
(つづく)