単なる記録です。お忙しい方はスルーで・・・。
7/15（金）。午前11時、バスを乗り継いで三宿の軍人病院へ。「安藤さん、またやってくれましたね」とは以前、お世話になったM医師。やってくれましたね、と言われても、僕はただ普通に歩いているだけ。されど、M医師からも、主治医のI医師からも「絶対安静」命令。本人はそうしているつもりなんだが・・・。
いったん、バスで自宅に戻る。戸棚を漁り、２年前に期限の切れたインスタントラーメンを見つけ、これを食す。買い置きの食糧がいろんなところから出てくるので、結構助かる。期限など関係ねえ。
２時過ぎには家を出るつもりだったが、あまりの暑さに挫折した。これから新宿の国鉄総合病院へ書類を取りに行く。茶系のズボンだったので茶色の新しい靴を降ろした。ところが踵が痛い。笹塚の駅まで歩いたが、この靴は僕に合わない。すでに踵がスリ剥けた。ただでさえ痛い足が、さらに痛くなる。時間が無いが、また自宅へ戻り、F島特性ブーツに履き替える。茶色の靴はそのまま被災地へ送ることにしよう。
午後５時、国鉄病院で書類を受け取り、今度は代々木から信濃町へ国電で移動。慶応病院に入院中のA先生を見舞う。A先生は僕の歯医者さんだが、変なモノ好きないわば同好の志。手術をなさったと聞いてかけつけた。思ったより顔色がよかったのでひと安心。A先生のご回復を期待したい。
その後「絶対安静」の僕は久々に赤坂の「歌楽歌良屋」へ。プロの歌手が集う店だが、リーダーのテリーちゃんがCDを出したそうで、お祝いに駆け付けた。いつも不義理をしていたので、なんとか穴埋めできた。そこで帰ればよかったものを、名古屋出身の女の子と新宿の歌謡スタジオ101へ。マスターは「安ちゃん２年ぶり」というがそんなに来ていなかったっけ？
結局、朝６時近くまで歌い、すき家でマスターにうな丼を御馳走になり、ふらふらになって帰宅。久々に11時間ぶっ通しで飲んだわ。
新宿３丁目から笹塚行きの新宿新線に乗り、終着駅の笹塚で僕は寝過した。車内には何人か他にも乗客が乗っていたのに、誰も起こしてくれなかったのが、やけに世知辛い。僕は必ず、酔っ払いを起こしてやるのにな。
結局、僕は車内で10分ほど過ごし、再び折り返しで笹塚駅に戻るのだが少し悔しかったぜよ。よろよろと、すでに灼熱の太陽の中を歩いて帰るのだが、バツの悪いことに、家の前の遊歩道でラジオ体操なんかやってやがる。終わるまで待とうかとも思ったが、僕にはもうそんな余裕も体力もない。トヨジのような早起きラジオ体操健康人間様たちの横を、完全なる千鳥足で進む。まっすぐ歩けない。
ようやく自宅にたどり着いた僕は、玄関から裸になり風呂場でシャワーを。うがいなどしたら、ウゲっとマスターに御馳走になったうな丼が出てきやがった。ああ、もったいないけど、これが風呂場でよかった。不幸中の幸いというやつだろうか。
僕はそのままパンツも履かずにベッドへ突入。昼過ぎまで正真正銘の「絶対安静」となった。おしまい。
