少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

753 安藤オーナーの球団経営

さてドラゴンズ、8年間で落合が使いまくった資金を早急に回収しなければならない。しかし、名古屋の田舎球団が考え出した答えは「高木守道」。つまり資金の回収ではなく、これ以上の流出を避けるという「経費徹底節約作戦」。したがって来季のドラゴンズには金銭による補強は一切ありません。そんな条件で監督を引き受けてくれる人選が、高木さんである。球団の苦しい事情は分かるが、悲しすぎて笑えない。
では、どうしたらいいか?
理想は「人気があって、実は勝たない」。これが究極の球団経営だ。
日本に唯一そんな球団が存在する。もうわかりましたね。
そう「阪神タイガース」です。
負けることが前提で、あれだけのファンが長年に渡り応援してくれる球団は他に例がありません。球団オーナーの憧れの的です。
阪神の名物オーナーの久万さんは今年亡くなりましたが、笑いの止まらないオーナー人生だったことでしょう。
客が入り、グッズも売れ、優勝しないから、選手の給料も抑えられる。親会社の阪神電鉄は私鉄日本最短距離にして距離あたりの営業利益は日本一、理想の会社経営です。
さて、中日ドラゴンズ。親会社の中日新聞は、まず新聞を売らなければなりません。マスコミにコメントしない、ファンサービスしない落合のせいで多くの読者は定期購読を解約しました。想像を絶する数です。観客動員も激減です。
では高木さんで、回復できるか?書かなくてもわかりますよね。良くて現状維持、僕はさらに下回ると見ています。
さりとて、大物監督、大物選手を補強するゼニがない・・・と親会社は言いますが、それは嘘です。名古屋人はたんまり預金してますって。
で、誰を補強するか、まずは選手です。
もちろん、言わずと知れたイチローと松井の同時補強です。
この二人に関しては、日本の全球団が興味を示しています。要は金とタイミングですが、両者とも不本意に終わった今シーズンが最大のチャンスです。イチローメジャー11年目38歳、松井秀喜9年目37歳、もう十分やったでしょう。余生は日本で恩返しをするのです。
イチローは言わずと知れたドラゴンズファン。基本的なハードルは高くありません・松井ももう読売にこだわっていません。松井は石川県出身のため、中日新聞の購読者獲得のために絶対に獲る必要があるのです。
安藤オーナー構想では、この二人を個別に獲ることは十分に可能な範囲ですが。いちばんの問題はイチローと松井の相性です。両雄相成り立たずというように、同時獲得には両人が難色を示すでしょう。
長いプロ野球の歴史の中で唯一ONという両雄が成り立った時代がありましたが、それは王さんが、神様だったからです。イチローと松井は残念ながら、まだその域には達していないので、問題はそこです。
そこで、この二人を説得できる監督、コーチと現在、テレパシーで交信中です。これは他球団に知られると困りますので、他言無用ということで、よろしくお願いいたします。(つづく)