1140 霊波之光通信11(金銭難)
ワケあって、ここ5〜6年、収入がない。
最近では、1個58円の塩むすびと、2玉100円の生ラーメンを一玉茹で、合計108円の定番を軸に、一斤88円の食パンと4本99円のバナナ、1袋28円のもやしをアレンジして、乾物の豆を煮たりして凌いでいる。ご褒美はサントリーのオールフリー1本118円を調子のいい時には2本飲んだりする。
時々だが、ショッカーが無料で、仮面ライダー1号2号のためにもらってくるパンの切れ端を盗み喰いなどもしている。
しっかし、不思議だなあ・・・こうして生きている。
「これも霊波之光の御守護神さまのお陰だよ・・・」と立川のスミちゃんが言う。
昨日は仮面ライダー1号が合宿に行く費用45000円が必要・・・というプリントをたまたま見てしまったので、午前、銀行へ行き45000円を降ろした。
すると午後には、全く同じ額の45000円が何者かによって振り込まれていた。
昨年のある日、どうしても98000円が必要だった。その前日、どういうわけだか、骨董品が売れた。しかも3人の人が買った。そして、その合計が、なんと98000円だった。
およそ1か月前のこと、新横浜の霊波之光教会で立川のスミちゃんが僕に言った。「安藤君えらいね。Oさんのために毎日お祈りに来てあげて。絶対に安藤君にもいいことが起こるから頑張ってね・・・」と。
「頑張るのはいいんだけどね、俺は、ほらオケラだろ。汽車賃だけでも往復で2000円近くかかるんだよ・・・。昼に弁当代も300円かかるし」と愚痴ると、スミちゃんは「大丈夫、そんなお金は絶対に御守護神さまが返してくださるから安心しな」と僕の背中をたたき、大声で笑いながら去りました。
ヒトゴトだと思ってと、少々、ムカついた僕でしたが、その帰り道、新横浜の地下鉄で1円を、あざみの駅で1円を、御茶ノ水駅付近の草むらの中から100円玉を、合計102円を続けて拾いました。
草の中から100円玉を見つけた時は、少し嬉しく思いましたが、それでも心の中では「ぜんぜん足りないじゃん・・・」と思っていました。
すると翌日、新横浜からの帰り道の渋谷駅でのこと。ハチ公口の改札で1000円札を拾い、その足で反対側のモアイ像側の改札に行くと、さらに1000円札を。わずか数分の間に、あの渋谷の雑踏の中で2000円を拾わせていただきました。
これは御守護神さまというより、僕はスミちゃんが、僕の前を歩きながら、わざと1000円札を撒いたのではないか、と疑いましたが、彼女はそれどころではない。二人ともに車椅子のご両親を、それぞれの介護施設への送迎をして、その合間を縫って、実家の鮨屋の仕事もこなさなければならない。夜は夜で深夜スーパーの品出しのバイトもこなしている。僕に1000円札をばらまく余裕も時間も無いはずです。
「安ちゃん、本当に、不思議だよね。よく、こんなんで生きているよね」とは海軍・五十嵐隊長の言葉。自衛隊も平和ボケが激しくなり、いよいよ武器が売れなくなり、彼も失職寸前。一緒にハローワークに行こう・・・と誘われましたが、こんな老いぼれ二人、雇ってくれる余裕ある企業など日本にあるわきゃねえ〜だろ。
そんなわけで、来週7/3は渋谷の、李白系酒処で中国人歌手のaminが中国語を教えてくれる・・・というメールが来たので早速応募しました。
NHKの中国語講座に出ている子なので楽しみです。彼女の歌、アップしました、こんな子です。REIMYっぽくていいなあ・・・楽しみです。
ちなみに安藤が33歳のころより、道端で拾った小銭と札の現金がトータルで、約38万円ほどになりました。当然、持ち主のわかるモノはお返ししています。一度40万円ほど拾ったことがありますので、そういうのを含めると100万円くらいにはなっていると思います。(ちなみにキャッシュカードも拾いますが、いくら入っていたのか気になりますね・・・笑)