少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1323 NY8日目

僕の場合、善しにつけ悪しきにつけ、かなり極端な人種なので「普通」という一日がありません。そういう星の下に生まれたと自覚しています。
小学生の麻梨花ちゃんが、「右手の指の無い女の子のお話の本」を読みながらポロポロと涙を流した・・・という話を「まりんかの日記」で読みました。だからでしょう、僕はいつでも彼女の存在を身近に感じてしまいます。彼女の感受性の強さは半端ではありません。僕の汚れた感受性を彼女の清潔がシャンプーしてくれるようです。今夜もベッドで広げた左腕に、その重みさえ感じました。http://d.hatena.ne.jp/caravan9336/20120926/1348666579
正直、僕の人生は順風満帆です。なぜならば「死ぬこと以外はかすり傷」というアムウェイの小泉EDDの言葉が座右の銘のひとつだからです。
今回のNYツアーも順風満帆でした。
どのくらい順風満帆だったかと申しますと、ツアー最終日になりましたので正直に告白することにいたしましょう。
まず到着した19日にアクシデントに遭い大怪我をします。人間は生きているからこそ、怪我や病気と遭遇します。腹痛で内視鏡検査も行いました。ツアーの半分は病院で過ごし、帰国は松葉杖にギブス姿です。
これでも僕は順風満帆だったと思っています。なぜならば「死ぬこと以外はかすり傷」という言葉が支えてくれるからです。
少ないミッションは100%果たしました。完璧です。
特に、高校生になったら留学したいと言っていた麻梨花ちゃんは喜んでくれたと思います。なかでもヤンキースタジアムで彼女がお気に入りのヤンキースベアのlimited商品(世界1200個限定シリアルナンバー入り)を見つけました。コレクターズアイテムは何と言ってもファーストエディションとファイナルエディションがコレクターの垂涎の的です。この2つに出会うのは奇跡的として、なんとかシングルエディションを見つけようと、スタジアムの店員に懇願して、ふたりで、その売り場にあるすべての箱(100個くらい)を開けてチェックしましたが、一番若い数字で「0021番」。これで妥協しようかと思ったけど、最後にディスプレイ用の奴を高い棚から降ろさせたら、やったね「0007」、ついにラッキー7をゲット。次回の「天草まりか会」に間に合うようにお届けしますので待っていてくださいね。
今回は旅の終わりにこの唄を捧げます。
決して好きな国ではありませんが、この唄は好きです。「God Bless America」。初めて聴いたのは僕が19歳の時。おそらくアメリカに来て初めて見た映画「Coming Home」。ベトナム戦争から傷つきながらも生還した平凡な兵士を暖かく迎えるごく平凡な家族。生死の境を彷徨う戦場と、温かいスープと柔らかいベッドがある日常。戻れる人と、戻れない人。静かな反戦に訴えるアメリカ映画。そのエンディングで家族が静かに唄う「God bless America」。「今アメリカではこの唄を国歌にしようという運動が起きているんだよ」と、一緒に観に行った浪花の柔道家・鶴見さんが教えてくれた。
今、メジャーの球場ではラッキー7になると「Take me out the ballgame」ではなく、この「God Bless America」を唄う球団が増えてきた。麻梨花ちゃんと行ったヤンキースタジアムもそうでした。
まずはお聴き下さいCeline Dionで「God Bless America」

いかがでしたでしょうか?この唄の素晴らしさはナショナリズムに囚われない、なんとも言えない一体感です。野球場でも日本ではホームチームのファンだけが喜ぶだけの仕掛けすが、メジャーは、この曲がかかると両軍のファンが総立ちで合唱します。動画は米国の陸海空軍合同によるイベントですが、この唄ひとつで軍や国民が一体となるのです。日本に同じものはあるでしょうか?
僕はボーイスカウト出身なので「神と国とに誠を忠誠」しています。ですから「君が代」と「日の丸」には敬意を表しています。「厳か」という部分では、他のどの国にも引けを取りませんが、一体感という意味では、肩を組んで歌う唄ではありませんので、ほど遠いでしょう。日本のサッカー選手の口パクを見れば一目瞭然です。
現在、日本国民は中国、韓国、ロシアの不当な恫喝、占領に対して、国民が一体となって国防に最大限の尽力を払わねばなりません。
数日前から、野田くんや玄場くんらがNYに来て、僕の代わりにオバマくんらと会談しているようですが、やっぱり僕が行くべきだったかなあ・・と少し反省しています。やっぱ彼らじゃ役不足でした。中国に言われるだけでおしまいでしたね。
おかげでマンハッタンは交通規制されタクシー代は余計にかかるし、困ったもんです。で〜も、でもでも「そんなのカンケーねえ」ってわけじゃないですけど「美しい国」さんではなく、やっぱり石破茂さんが総裁になるべきじゃないんですか?ボンボン中のボンボンが中国相手に何できるのでしょうか?また暗黒の数年間のはじまりです。もう完全に「石破武装総理」で決まりかと思っていましたが、自民のボンボン二世議員どもにしてやられましたね。中国相手にコモンセンスは最早通用しないのです。
昨夜は5分で渡れるジョージワシントンブリッジが通行規制され一時間以上かかりました。テロの影響です。あんまき高校の同級生のトヨジとマサルは毎週末、三重とか静岡まで釣に行くそうですが、日本中の釣り人は、全員、尖閣竹島でやれってんだ。船賃は寄付金から石原慎太郎が出してくれる。どうして、やらないのか、本当に不思議に思うきょうこのごろ。
あと数時間でニューアーク国際空港からアトランタ経由で帰国します。