少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

1634 防げるはずの事故

この情報と統計社会の現代で防ぐことが出来る災害はたくさんある。
渋滞行動学、行動心理学・・・そこまで駆使しなくとも、単純に15万人の人出と経路、警備員の数・・・そんな単純な図式で、完全に1000%防ぐことができたがずの事故・・・と断言する。
ロシアの隕石のような、防ぎようのない自然災害以外は、人類の叡智と人間の危機管理で、被害を最小に食い止めるシステムが日々構築されている・・・はずである。
東北大震災でも、地震はともかく、津波は逃げる時間が十分にあった。海岸沿い、常に危険と隣り合わせに居を置き、歴史上近過去にも被害に遭遇している地域。にもかかわらず、人間には「油断」という、大切なネジを巻く「潤滑油」が切れ、「まあいっか」という「魔物」が容易に入り込む瞬間が日常茶飯的に繰り返えされる。


されど、それらは、あくまでも個人レベルな話。
しかし、危険を予測、被害災害を事前に防ぎ、市民国民の安全を確保することを「生業」として、それで一族郎党の生計を確立させ、美味いモンを食い、子らには十分な教育も与え、しかも、ぞれを税金(例えば被害者やその遺族らが長年支払った血税)で賄う人たちの使命とはいったい何ぞや? 彼らの使命感とはどの程度なのか? と強く疑問を抱く、明石の陸橋死亡事件。
「押すな押すな・・・」それでも面白半分に押したヤツはいなかったか?
現場にいたわけではないので、想像の範疇だが、酒に酔った「面白半分」の連中もいたかもしれない。それも、警備体制さえ十分なら、11名もの圧死者は出なかっただろう。



神田さんの言うとおり、ロープ一本で済んだ話・・・。

以下はアンビリーバブーの映像ですが、途中からパンドラテレビというのが登場してきます。有料かも知れませんのでお気を付けください。
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-5753.html
ーーーーーーー以下ネット記事ーーーーーー


免訴納得できない」=遺族、悔しさと怒り−指定弁護士は控訴意向・歩道

 明石市歩道橋事故の遺族は20日午後、神戸市内で記者会見し、県警明石署の元副署長を免訴とした神戸地裁判決に「納得できる内容ではない」と悔しさをにじませた。指定弁護士らは控訴する意向で、22日に開く遺族説明会での意見も踏まえ判断する。
 次男を亡くした下村誠治さん(54)は「公判で新事実が出たのに、判決内容は最初に不起訴にした検察の説明と変わらない」と憤った。別の遺族男性(52)も「4回も起訴相当が議決されたのは、検察と市民の認識に差があるということ。そこに踏み込んでほしかった」と声を落とした。遺族はそろって「控訴を求め今後も闘い続ける」と述べた。(2013/02/20-18:35)