1966 北見紀行
北海道・北見市に来て一週間。きょうの夕方の便で帰京。ブログを更新できなかったのには、それなりの理由がありますが、いまは書けません。
09/26にJAL便で羽田から女満別へ70分。そこからバスで50分。
元明治大学ラグビー部の寺西博監督に7年ぶりの再会のための紀行。
最初に二泊した「にしの家ホテル」は和室のアットホーム。豪華和朝食付きで一泊4100円。お膳にはご飯、味噌汁のほかに10種類の皿が・・・。
3日目からは「あばしり信金」のおねえさんに紹介されたホテルバルコン。こちらも豪華な和食バイキング付き。こちらは15種類以上。生たらこ、塩から、とろろ、焼き魚・・・食べ放題。ダイエッ党の敵。
こちら素泊まりでシングル一泊4500円。朝食は850円。実は寺西監督に会いに来た、と伝えたら「では、こみこみで一泊5000円でいいです」と、何故だかよくわからないが、受付の美しい人妻がそういうので、速攻で決断、つまり即決。で、朝食付き5000円で契約。
北見の夜は、特に報告はありません。繁華街はありますが、ビルの中のスナックは約6割がシャッター。人影もまばら。これはどこの地方都市も同じような現象。札幌でさえ、今は閑散としていますと地元の人。昨年の山形県、鶴岡&酒田も酷かった。
話はそれるが少子高齢化邁進中のニッポン、さらに消費税増税で、繁華街の閑散化が深刻になるこの国で、箱ものや道路の建設ラッシュは、負の財産をせっせと増やす利権政治家、利権官僚の思惑通り。日本の格差社会は中国をしのぐ勢いです。
朝食はビジネスホテル。昼はコンビニのサンドイッチ。夜は日本蕎麦3日、ラーメン1日、寿司(といっても1250円の握り)1日、焼肉(といっても1600円)で特筆なし。総理はグルメではないので、食に興味は薄い。ホテルの朝食が美味しかったので問題なし。
夜のスナックも何軒か覗いたけど、とてもゼニを落とす気になれず、却下。観光はまったくなし。ただし、土地が坪単価4〜6万円と、東京人には想像もつかない「持ってけドロボー」状態。で、思わず不動産屋に飛び込み、築40年だが、家付き73坪で400万円の物件を視察。「な〜んだ、笹塚の自宅を2坪ほど売れば買えるじゃ〜ん」なんて思いながらも、北海道で73坪なんて、東京の感覚では20坪くらいの感じ。近隣がメッサ広いから視覚の錯覚で、73坪の実感がぜんぜんわかない。東京でうろつくノラ猫のような感覚で、キタキツネがふらふらと庭に来る、そんな甘ったれた発想は、北国の冬の厳しさを知らない内地の人間の戯言です。
大好きな寺西監督と楽しい時間を過ごすことができ、それは大満足でした。しかし、安藤総理は特異体質でいろいろなことを身体が受けてしまうのです。その影響で、まだ東北の被災地には行けません。今回も同じような事情で、ホテルに戻るとバタンキュー。まあ、松葉杖で歩きにくいせいもありますが、身体が鉛になってしまうのです。
北海道北見市。東西だか南北だかわかりませんが全長110キロは日本一長い町だそうです。たまねぎの生産量日本一は有名。網走まで車で約1時間。前回は寺西監督に網走まで連れて行ってもらいました。
また、ラグビーの夏合宿のメッカでもあります。長野の菅平は全国からラグビー部の合宿が集中して手狭に。明治大学をはじめ、多くの高校、社会人チームを北見へ誘致したのも寺西監督です。