2561 加計学園とペット
5/26-17 FB投稿
加計学園問題とペット。
医療系を目指す学生の思惑は人それぞれ。
だけど目指した瞬間から医療ピラミッドに属さなければならない。
医師、歯科医師、獣医師、薬剤師、看護師・・・
トップ以下の順位は偏差値次第。
皆とは言わないけど、ほとんどの学生は医師を目指し、自身のペーパー成績と相談して進路を妥協する。その時点において「既得権」の三文字は彼らの脳裏にないと思う、というかそう願いたい。
めでたく国家試験に合格→社会に貢献する→多くの事務的矛盾に遭遇する→正義感だけでは通用しないと知る→年齢を重ねる→若者が出てくる→自身の生存危機を感じる→既得権の重要性を知る。
何も医療界に限ったことではなく企業でもスポーツ界でも、自身がある年齢に達した時、需要と供給のバランスが崩れると同時に先の生活設計に歪みが生じる倫理、否めない。
医師になるのは容易ではない、青春の多く、生活の多くを犠牲あるいは放棄して入手した既得権はある程度許容していいと思う。
しかし、現在では高齢化による患者の増大に対して医師の数は圧倒的に追いついてない。
そりゃそうでしょう、医学部の数に制限があり、増大する分母に対して分子の数は増えていない。
大学病院の3分診察と言われて久しい。
一方、口内ケアのサイエンスが発達し、分母と分子が逆転した歯科医師は飽和状態。青春の犠牲が報われていない現状。年収目標は600万円だそうだが、実際の平均年収は300万円を切るという悲惨。
さて、問題の獣医さん。
細かい数字的データは用意してないけど、人口少子化に反比例してペットさんの数は激増してるはず。今や獣医は人気ビジネスと言っていいでしょう。
獣医師は偏差値の問題より、やはり動物への愛が前提だと信じたい。当然ながら、ここでもやはり既得権が問題となる。
政治家と役人が馬鹿であるがゆえ、世情と実態と需要の推移を全く鑑みない行政と規制。
いや、馬鹿というのは褒めすぎだ。馬鹿なら仕方ないけど、意図的な操作、愚か者ではない。
ズルという形容詞をつけた賢者とも言える。
悪いのはメモとか安倍とか事務次官とかではなく、これまで、既得権という国民にとって一利なしの愚権を死守してきた連中全員ではないのかな?
根源から追求して、改善するのがペンの権力マスコミ。
既得権に加担してきたと言われても返す言葉はないだろう。
コメント
加藤先生 歯科医 バランスが問題ですがね.歯科医師がこの状態では,歯科衛生士,歯科技工士はもっと大変です.技工士さん,衛生士さんとの二人三脚,三人四脚,私の代で終わるかもと思っています.
サキエさん 看護師 いま、大学病院もキリキリみたいなのでどこも大変ですね。
最近、自費診療で統合医療のクリニックにいってます。医師資格と歯科医師資格と両方ある先生がやっていて、皮膚科疾患の原因が歯の詰め物の金属アレルギーからだったり。人間は1つの体なのに、歯だけまったく別という考えから
統合したら疾患がなおる、という考えで、遺伝子検査からやったり。ナースの自分にもおもしろいなあと勉強してます。