2684 心をみがく(松崎尚夫先生追記3)
8/12-17
仲間たちよ
心をみがいておけ
こわれゆく体が
美しい心に
からくも
支えられている日も
やがてはくる
その日のために
心をみがいておけ
仲間たちよ
松崎尚夫先生 辞世の句 追記3
昨8/11 6月に他界された、知立高校の松崎先生宅を訪問させていただきました。
来れる人のみの小さなお別れ会。
「『あ〜、一度でいいから、空気を思い切り吸ってみたい。深呼吸をしてみたい・・・』肺を患ってからの、それが主人の口癖でした」と寛子夫人。
自分も一瞬でいいから、耳鳴りのしない時が欲しいと、ふと願う。でも耳鳴りはいい。
寝れば何も聞こえない。しかし、呼吸は違う。寝てる間も苦しめられる。
「陸に上がった魚と同じだ」とも表現されたそうだ。
言葉は怖い。聞いてるだけで息苦しく感じた。
「これが主人の絶筆です」
病院の食事メニューの裏に鉛筆で書かれていたもの。
夫人から手渡され、先生の遺影を中心に馬蹄形に座した教え子たちが、それぞれの思いで回し読みした。
先生の命を賭した句。
「年寄り」が消され「仲間たち」に書き換えられた。
先生と我々は教師と生徒の枠を超えて「仲間」になった。
心をみがく
先生が命を賭して教えたかったこと。
ゴリラーマン吉田くん(写真のゴリラみたいな子)の胸に届いただろうか?
ヤツは凄い。いまだに現役で野球を続けている。熱い男だ。
「おまえもフェイスブックやれ」と言うと「どうせ安藤のオモチャにされるだけだでやらん」と。
リクエスト通り、オモチャにしてやる、訪問後、コメダでカキ氷、カメラを避けるシャイなゴリラーマン。
1時間の想い出話、後半はずっと笑い話になった。
奥さんの要望で、自宅のタンスの移動に58歳軍団、大汗だ。エース・トヨジ不在が痛いがテツシが奮闘してくれた。みんな先生に迷惑かけた「罪滅ぼし」のつもり。無論、優等生の私は陣頭指揮で指図のみ。皆の衆よく頑張った、ご苦労ご苦労!
テツシ、ゴリラーマン吉田、青木ガストミ選手、植村、野村バカボン、ミキオ。
みんなの想い出話、楽しかったよ。ありがとう。
(この日、行けなかったみんな、機会があれば行きましょう)