3061 ワンアップばあちゃん
4/10-18
ランチが来るまでの時間に小話(実話)をひとつ。
昨日のこと、笹塚の日高屋にて。
本当は日本蕎麦の三喜屋に行く予定も、時間との戦いもあり、日高屋でラチャギョ550円をオーダー。ラチャギョとは創作料理ではなくちゃんとメニューにある拉麺、炒飯、餃子の全てを食せる小粋なセット、大盛りは不可。
すると隣に後から来たアラ80のおばあちゃん。化粧もしている、体格もまあまあ。
メニューも見ずに店員の陳さん呼びつけ「いつものやつちょうだい」と一言、なんだかカッコいい。
で、陳さん「いつものやつ?え〜と、え〜と」
おいこれじゃCMの上田一、ワンアップと同じじゃんか(笑笑
おばあちゃん、ムっとして「ほら、いつものやつよ」
ああ、これじゃ常連面した上田一と同じだよ、おばあちゃん。
陳さん、「えっとなんでしたっけ」
おばあちゃん「ほらヤッコとさ」
陳さん「ああああ、野菜タンメンと餃子ですね」
おばあちゃん「そうよ、あとミニチャーハンもよ」
陳さん「ああああ、わかりました、ありがとゴザイマス」
なんだよ陳さん、本当に常連じゃないか、それに隣でラチャギョに満足してる俺が、とても小さな人間に見える。莫大なオーダー、凄いお得意様じゃないか!失礼があったらいかんぞ!陳さん!
で、出て来たヤッコの量のハンパないこと。タンメンも餃子も半炒飯も次々出てくる。
ばあちゃん、黙々と食べる。ああ〜最後まで見届けたい。
しかし当方、手術の時間が迫っている。
もし、あの量を完食したなら、なんかの番組に投稿したい。
あ、13:10分、私のランチが到着しました。