3212 読売タオルコレクション
11/27/16
安城遷都(地下室整理)19。
宿敵タオル!
まあ、王さんのは別格。絶対エース江川vs雑草魂西本は、ぶふふ、よく見りゃさ、日ハムvs南海じゃん!
たかがタオル、されどタオル!
私、学生時代、タオル印刷工場でバイトしてました。社長夫妻と無口な職人と事務のおばちゃんと私の5人だけの個人零細。写真のタオルは大量生産の機械プリントですが、年始に配る小ロット(1000枚単位)のタオルはプレス式で、人間が一枚一枚、手でタオルをプレス機に挟んで印刷するのですが、一瞬の油断が、自分の指を潰す殺人マシーンなのです。
で、年末は本当に忙しく、寝ずの作業で、無口な職人さんは、本当に指を潰してしまいました。私の隣のプレス機で。
私はビビリましたが、社長は慣れた手つきで、ハチマキ代わりのタオルを外し「チェ」と舌打ちしながら、オッちゃんの手当てをして、配達の車で、オッちゃんを病院へ。
エースを欠いた零細は社長夫人も徹夜で作業となりましたが、「オッちゃんの分はお兄ちゃんが頑張って」と言われましたが、こっちは、他にスナックとコンビニで掛け持ちバイト。本当は怖くて辞めたかったけど、時給800円を900円にしてもらったので、金に目が眩み、寝ずの命がけタオル印刷&配達。人間の指を潰すような機械で出来た年始タオルというのもいかがなものか?普段のタオルにも人の思いがあるのです。
50種以上のバイトをしましたけど、生まれかわったらやりたくないワースト5にノミネート職種です、確実に。