少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3766 藤村の初恋

3/28/19

FBFの皆さまおはようございます。皆さんは恋してますか?
私はいつ、どこで、どんな出会いがあってもいいように、パンツだけは汚れや破れのない初々しいものを着用するように心がけています。

今から122年前、明治29年の今日3/28、島崎藤村が『初恋』を発表しました。恋の相手は、日本髪を結い始めたばかりの少女で、当時、12~3歳。大人になったしるしとして、前髪をあげて髪型を変える習慣がありました。

この100年ちょっとの間に恋文はラブレターになり、やがてLINEで愛を伝え、恋愛の苦しみ、切なさを知らない輩はやがて住商の就活強姦魔という安楽な手口へと発展。慶応まで出ていったい何を学んだのか?慶応OBには申し訳ないが、昨今の慶応は完全なる強姦大学、福沢先生も泣いている。

性の幼年化が進んでいるけど、100年前の12歳は立派な性的対象年齢。嫁にも行った。

我々の世代は男は二十歳まで童貞、女子は結婚まで処女というのが村の掟で、高2で掟を破ったトヨジは、そのお相手と祝儀を挙げたので村八分を免れ、幸せに暮らしています。

 

初恋 島崎藤村

まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を 君が情に酌みしかな

林檎畑の樹の下に おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと 問ひたまふこそこひしけ

林檎の樹の下を行くあの娘、前髪をあげたばかりで初々しい。

その前髪にさしている花櫛の花のように君は本当に美しい。

(12歳を美しいとは、今ならロリ注意報だが)

君は白い手を優しくさしのべて林檎をくれたね。

薄紅の秋の実に、わたしは、初めて恋心を抱いてしまったよ。

(林檎の樹の下でもらう林檎って・・・そんなに他意があるとは?)

思わずもらした私のため息が、君の髪の毛にかかってゆれたとき
今、恋の盃を君と酌み交わしていると感じました。

(急接近、近すぎ。ため息をかけられる方の身はどうよ。恋の盃ってかなりのポジティブシンキング、相手は迷惑かもよ)

林檎畑の樹の下にできたのは、私たちがここに通って歩き踏み固めた細い道。

「いったい誰が、道ができるほど踏み固めたのでしょうね」と尋ねる君。

君のそんなところがまた愛しい。(う〜ん、マジかぁ〜)

う〜んなんだかなぁ〜
122年前の恋。私にもわかりません。

それでも恋は恋ということで。

本日もついてる、感謝してます。

ダニー石尾さんの「オレ少」
安藤コレクションでお楽しみください。