3/30/19
間も無く平成が終了します。そして新元号を知る由もなくこの世を去る一般人が今宵もひとり。
先ほどまで体温あるこの世の人間を乗せたベットは故人を見送り廊下にて室温と同化する。
「出棺は22時30分」看護師の申し送りが聞こえてくる、病院の日常。
人は生くるために産まれるのか、死すために生くるのか?
我が職業「生きること」もここにいると、まんざら伊達ではない。
人生のリタイアは死すること。
当方、次期天皇浩宮徳仁親王とは同学年ゆえに、頑張れば、もう一つ先の元号に辿りつけるやも知れません。
明日、退院。
油断せず、新元号に立ち会おうぞ。