少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

2907 凍れる瞳・同潤会

9/24-14

今さらですが、今日、読みました。「凍れる瞳」
ヴィクトル・スタルヒン
ロシア人、年間42勝、巨人、須田博、交通事故死。

私の中のスタルヒンの知識は、その程度でした。
父親が殺人犯、GHQの通訳時代の給料は、日本の総理大臣並みの高給、職業野球復帰を固辞した理由、交通事故死現場が国道246号三宿付近だったこと・・・。

この小説で知りました。
ただ、主人公がスタルヒンだとばかり思っていましたが、そうではありませんでした。
それともうひとつ、スタルヒンが、表参道の同潤会アパートに住んでいたということも知りませんでした。
ここは、私が子供の頃、夏休みになるといつも、青山に住む親戚の姉妹と遊んだ場所です。

私が生まれる2年前に、スタルヒンは亡くなっていたのですが、あの大投手が住んでいたとは知りませんでした。
その、一緒に遊んだ、姉妹の姉は、私と同じ歳ですが、今年の2月に他界しました。

そして、彼女のお母さんも、5日ほど前に亡くなりました。
旭川スタルヒン球場には、これまで3度行きました。
1度は仕事で。2度はプライベートで行きました。
4度目に行く機会があれば、また違う景色に触れることができるのでしょう。

 

追記9/24-17

 

昨夜、テレビを見ていたら「国鉄」を知らないタレントがいました。

驚きですが、考えてみれば民営化して早30年、今は「JR」。

国鉄=JRというのが、常識か否か、問えなくなるのだなぁと思いました。

同様に同潤会アパート

凍れる瞳の中に登場しますが、もうありません。

あれがお洒落かどうか、同潤会跡地の表参道ヒルズなる商魂ビル。

好き嫌いの対象となる建造物ですが、同潤会アパートを知らない世代にとって比較対象がないのですから、そのほとんどは、建物の良し悪しより、原宿表参道に立地しているということが、最大の魅力なのでしょう。

諸行無常、栄枯盛衰の理はわかります。

されど・・・

浮かれすぎた時代は、先人の質実を否定して目先の上面(うわつら)のみを優先する軽はずみ社会。

老朽化、不便さを理由に、美しき過去を破壊するけど、その本音はゼネコン利権。

ノスタルジーに浸る訳ではない。

利権のためのみの開発はやめろという提案。

 

そして、青山の同じ年のいとこのMiKaちゃん。14年に没。同じ年におばちゃん。

昨16年にはおじちゃん。相次いで亡くなり、今は妹のSaoriだけになりました。

青山の都営住宅も引き払い、すべてのあの頃の風景は、

とうとう私の脳裏の中だけになり、この少数派日記に残しておこうと思いました。

 

いつも読んでくださる読者のみなさまには感謝の念でいっぱいです。

ありがとうございます。