656 安藤総理大臣4
ITや医療、グルメやサッカ―の技術は格段に向上しているのに、現在の日本は「思いやり」の技術が急激に下落している。そう思いません?
小さなことから言えば、電車の優先席や思いやりゾーン。あれはいったい何のためにあるのでしょうか?
普通の席が空いているにもかかわらず、何のためらいもなく座るバカや、老人に席を譲らない鬼畜ども。いくら僕がその場で注意しても、一行に減らないので、これを法規制する。
まず、国民全員に年齢チップを埋め込み、30歳未満の人間は電車の中で着席禁止。もし違反したなら、年齢チップが反応して座席から画鋲が出て尻を刺す。仮に優先席に着席したなら重罪とみなし、ピンポイントで肛門に5寸釘が刺さるようにセットする。これで一週間以上、肛門は使用不能、排便できず苦しむがよい。もちろん、30歳未満でも妊婦や体調の悪い人や怪我人は事前登録して着席許可を受けることができる。
次、あいさつの問題。ACで毎日のように流れているが、本当にこんな基本中の基本ができない、外道が増えてきた。「ありがとう、こんにちは、いただきマウス、おやすみなさい、ごめんなさい」。こういった基本的なあいさつをしない奴も法で規制する。あいさつを一回しないごとに、罰金1万円。これはすべて東北の復興支援金に充てる。
次、こいつらは許しておかぬ。いわゆる震災火事場泥棒と、オレオレ詐欺など老人を騙す鬼畜外道。絶対に捕まえて終身労働刑。鉛の足枷して終身、被災地で強制労働。ガレキの中でのキャンプ生活で食事などは当然、被災者の配給以下のものを永遠に。ただし、恩給がつく。志望者に限り、福島原発の復旧工事に参加できる。特典は普通の食事と、復旧工事勤続10年で釈放。これでどうだ!
我が国が世界に誇れる美徳、それは隣人を思いやるという優しい気持ちではないのか?被災地でボランティアに励む人も多数いる中、略奪に走る外道。こんな鬼畜を国民として認めるわけにはいかん。本来なら公開討ち首に処するところだが、貴重な労働力になってもらう。文句はなかろう。
新たに「思いやり省」を設立する。初代思いやり大臣はキャンディースのス―ちゃんのような人になってもらいたい。そんな思いから王貞治君を任命する。いかがかな?