少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

657 安藤総理大臣5

戦後70年、大戦を経験した人々は日々、確実に減少している。と、同時に、この70年間で我が国が蓄えたはずの貯金は、今回の震災と原発事故で確実に破綻した。
爪に火を灯すようにという死語のような形容詞があるが、戦後、我が国は、そのようにして貯蓄を重ねてきた。90年代にバブル君という金遣いの荒い悪友が来て、さんざん一緒に飲み食いして、散財してしまったけど、それでもなんとか、また倹約して生活を立て直したんだよ。と思ったら、今度はアメリカからリーマン君という疫病神みたいな奴が来て、こいつにはしてやられた。それからは、もう厳しい日々が続いたよ。そして、今度は地震津波原発事故、それに加えてアキバ48の総選挙、僕はもう誰に投票していいのか、本当にわからなくなってしまったよ。
だからさ、これから70年とは言わない、少なくとも50年は、また爪に火を灯す暮らしを始めるんだよ、みんなでさ。
どうせ人生は輪廻転生。生まれた時代が悪かった、なんて時代遅れの感覚じゃダメだよ、みんなどこかの時代でそれぞれいい思いも辛い思いも繰り返しての今がある。ただ忘れちまっただけで、DNAの記憶にはキチンとファイルされているから、それがいつかわかる。それが、僕のように生きているうちだといいけどね。
とまあ、そんなわけで、みんな明日からきちんと年貢を取るからよろしくです。もちろん役人は半分にリストラするから、それは心配しないでね。
安藤内閣では従来通りの一律の年貢(税金)の取り立てなんて野暮なことはしないから安心して。たとえば、消費税だが、これは生活必需品税と贅沢税といった具合に分け、生活する上で必要な頻度に合わせて細分化します。
例えば米。米は生産農家を倍増し、こしひかりなどのブランド米は海外で高値で売り、それを国費に充てる。国民には一部配給制にして、古々米などを無税で安価で売る。その代わり、ブランド米を食べたいと申す非国民的ブルジョアグルメ階級には、これに高額な税金をかけて売る。資本主義経済そのものは続行するので、食べたいものまでは規制しない。そこが、安藤内閣の柔軟な姿勢。
例えば車。これも車社会の地方と、交通網が発達している都市と購入税から車両税まで細かく細分化する。都市部は公共機関での移動を原則とし、不必要なマイカーには重い年貢を強いる。基本的にはバス、タクシー、緊急車両以外は貨物運搬車のみが、でかい顔をして公道を通れるような仕組みにする。都内、府内にあるコインパーキングの5割は災害時の避難場所及び備蓄倉庫にする。
例えばアキバ48。一方で、これは生活必需品税か贅沢税かという問題もある。実に悩ましい問題ではあるが、避けては通れぬことを認識している。1枚1600円のカチューシャCDに付いている投票権が100枚(16万円)がネットオークションですでに22万円の値段がついている。これは国営にすべきではないか、という意見もある。個人的には好きな子がいるのだが、実は名前がわからん。いや、ぜんぜん知らんというわけではない。あっちゃん、優子、篠田、みなみ、友ちん、才加くらいは当然知ってるさ。問題は誰がセンターに来るかということだが、いや、それより、実を言うと、やっぱり少女時代の方がいいと思うのだがどうだろうか?デビュー当時のパフュームもなかなかだったけどね。