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Yuka先生「他人とうまく共存していくための練習の場である学校で なにが 問題点なのかということばかりに 焦点をあてるだけで 解決策をみんなで 出し合っていくというところまでいきつけません。だから 責任の擦り付け合いに終わっているんでしょうね。それでは 何の解決をも生みません。大事なのは 問題点を把握して その解決策を提案してはじめて 改善するのでしょうね。先生 親 子供 コミュニティーそれぞれ 自身の役割を 果たすことから はじめないとね。アメリカでは If you do not have a solution, then you are a part of the problem.と言いますもの」
安藤総理「まっかくその通りだと思います。学校だけでなく、社会も全く同じ構図で、問題点ばかり探す専門家はゴマンといますが、その先のsolution(解決、もしくは解決案を出すエキスパート、もしくはそのシステム)の構築が、あまりにも稚拙すぎて、逆に問題を拡大化してしまう。
「問題の解決方法を知らないなら、アンタそのものが問題なんだよ」とは正にその通り。特に官庁や教員は、学校問題、いじめ問題の当事者であり、視聴率ありきのワイドショーの連中は公共の電波を使い、問題を拡散しているのだから、より深い知識と解決方法を模索する努力を必要とするが、残念ながら、その兆しは まるで見えない。その点については、海外生活が長く、現愛知県安城市在住の光頭老・老師が自身のブログ「還暦・古稀のホームページ」(http://www.nurs.or.jp/~yide/index.html)の中で具体的に提言されています」
Yuka先生「なにより 他人への”共感” 相手を思いやるという意識が 薄れかけています。それは 基礎となる家族形態(夫婦 親子 兄弟)恋人 友達との関わりあい方も質も 変わりました。距離感のとりかた つきあいかたが 難しくなりました。おのおの忙しくって 互いに向き合って 話し合うとことが 少なくなりました。最小単位である家庭内で 問題の対処や コミュニケーションが うまく行われていないし 学ぶ場になっていない気もします」
安藤総理「むむむむむ・・・。個人的には痛いところを突かれましたな。基礎となる家族形態において、当方はコメントする立場にありません。家族というのが、一番わかりにくいですな。三島由紀夫の「美しい星」(四人家族が、それぞれ違う星から来た宇宙人で、それぞれが、自分だけが宇宙人で、他の3人は地球人だと思って暮らしていた・・・というお話)をいつも連想します。よくある家庭内紛争のたとえ話・・・旦那=家族のために粉骨砕身で休日返上、残業残業でモーレツに働く。奥さん=家族をまったく顧みないで、ふた言めには仕事仕事仕事、育児、家事、私の時間がない・・・。で・・・離婚へ・・・。つまりは俗にいう価値観の違い、もしくは性格の不一致。Yuka先生のご指摘の通り、コミュニュケーションが上手く行かない。離婚に至っては、シングルマザーでも、なんとか生きていける世の中になったこと。男女ともに我慢力が低下したこと・・・自分に正直になった・・・とも言いますけどね・・・」
Yuka先生「よく言われるのが いじめの問題も 被害者と加害者の境界線が 見えにくい時代です。あすは わが身 だから SCAPE GOATさがしが 目立ちます。ふと疑問に思ったのですが 校内暴力とか ツッパリ(死語?)とかやっていた年代が モンスターペアレンツの世代なんでしょうか? ということは そしてその親は ヒロポンとか 学生運動を やっていた年代でしょうかね。。。?!勿論 そういう時代にあっても まともに やってきた人が ほとんどで 世間を騒がしているのは ごく一部の常識のない人でしょうし だから話題にのぼるのでしょうね。長くなりましたが 親として 教師として 日本人として いろいろと 考えさせられます」
安藤総理「是非論は別として、私の経験談を述べます。私が卒業した愛知県安城市立安城北中学では、宿題を忘れた・・・ビンタ、制服のボタンが取れたまま登校した・・・ビンタ、詰襟のホックが外れてた・・・ビンタ、廊下を走った・・・往復ビンタ、窓から出入りした・・・往復ビンタ・・・、学校行事のフォークダンスをサボった・・・鼻血が出るまでビンタ・・・、トイレの掃除をサボった・・・ビンタ&トイレで正座40分、スカートで自転車に乗った、ヘルメットをかぶらずに自転車に乗った、二人乗りした、累積5回の校則違反で「親呼び出し」。こんなの日常茶飯事で、誰もが異質と思いませんでした。クラブ活動は先輩に絶対服従。喧嘩すれば、必ず勝てる相手でも、不当な暴力やいやがらせにも絶対耐える。これも普通に当たり前。その成果として安城北中は愛知県下において文武とも、ほとんどの部門で県下トップクラス。あんまき高校では教員による暴力は一切ありませんでしたが、部活の先輩による暴力、理不尽な無理難題の強要はエスカレートしましたが、そのおかげで、社会に出てからの、上司による無理難題の押し付けに対しても免疫が出来ていました。体育会での経験がなければ、僕に確実にぶん殴られた上司は、少なくとも3人、同僚は2人いたでしょう(笑)。僕らの時代に体育会を経験しなかった連中、もしくは、それ以降、体育会での上下関係、暴力問題が社会問題になった以降の連中がモンスター化したと思われます。現在、ドラゴンズの寮長を務める豊田誠祐 さんが、自分の脱いだ靴を玄関にきちんと揃えさせる、全員が出来るまでに実に半年かかったそうです。明治大学・島岡吉郎監督時代、玄関に靴の乱れが一足でもあったら、一年から四年まで、連帯責任として全員がパンツ一丁になり、グラウンドの神様に「申し訳けございませんでした」と土下座して謝り、罰として「ヨシ」の声がかかるまで、全員で正座。すごいのは島岡監督も一緒になってパンツ一丁で土下座する・・・ということ。豊田さん曰く「自分の靴ひとつ まともに脱ぐことができない連中が まともな挨拶を交わすことなんてできっこない。どんなに時代が変わろうとも 礼儀とか礼節とか感謝の気持ちとか 変えてはならないものがあるだろう。プロ野球の選手たるもの 野球が上手ければ それでいいと思ってる連中が やたら増えた。その程度の考えしかない奴らには、必ず限界がくる。まあ、俺としては島岡(呼び捨て)から教わったものを受け継いでいきたいだけなんだけど、思ったより難しいぜ、安ちゃん、ワッハハハハハ〜」と今年の春に聞きました。アメリカで暴力は、たとえそれが「言葉」であったとしてもハラスメントで訴訟問題になります。それはそれで極端な習慣で、どうかとは思いますがね。僕は、ある一定の年齢までとか、限定された部活の中での暴力は肯定というか、絶対に必要な教育の一環だと思います。これは、この国の美徳のひとつだと、経験上、そう確信しております。その極限が「戸塚ヨットスクール」であり、戸塚宏校長を支持する所以です。長くなりましたが、反論など随時受け付けます」