本日で収監生活49日目。
また新たに、老人の入院患者が加わり、8人部屋は満室御礼で、酸素は薄くなりました。
徘徊老人の徘徊活動が活発化して、深夜日中を問わず、回数は増え、行ったり来たり。確かに、これじゃ、危なくて家に置いておくわけにはいけませんね。しかし、看護婦さんも疲労困憊です。
深夜は、ワンフロア約50人の患者に対して3人態勢。9割が高齢者で目が離せません。
先週の週刊ポストだったか週刊現代だったか「親の捨て場所」なんて、おっとろしい特集をやっていましたが、現実は深刻です。
病院に詰めている背広組は薬品会社のセールスマンと、有料老人ホームの相談員。有料に入れる人は「勝ち組」で、ほとんどの老人は、安価な方法で捨てられるのが現実です。
安藤総理の母親84歳。文句を言われながらも、一人暮らしでやってもらえるだけ感謝。毎日、顔を見に行ってくれてる姉にも感謝です。
本日の東京新聞中日の松風庵主運勢から・・・
墨色枯れたる兆し、身心弱りし為なり、天地自然と交われ。月を見れば心が澄み、花を見れば心が和らぐ。何事も心次第。
欲少なければ何事にも余裕ありて心が太平である。名誉が徳に伴うのは影のようなものと悟って、ただ徳を養って無事大吉。
人間の生命は味わえば味わう程美しいと仏は説かれている。自然に誤りはない、人間には誤りが付きまとう。
(松風庵主)
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「姥捨ての 月が照らすや 涙雲」(平成芭蕉)
「消灯の 明かり落とせば 命消え」(平成芭蕉)
「月明かり 夜ごと欠けゆく 姥の山」(平成芭蕉)
Imee Ooiで・・・今宵も
「