3269 オタンコナス特集
1/17/19
事実だから書こうぞ。
本日午後の点滴のあと、2度目の車椅子にチャレンジ。まだナース監視のもとという条件付きだが、電動ベッドで行くところまで自力で行く。ベッドに腰掛け、ここからは誰かに支えてもらわねばコケてしまう。「ちょっといいですか」と言い残し、忽然と消えたナースはそのまま行方不明に。きっと退院時刻となり、残業禁止故なのかわからんが二度と現れず。両手で身体を支えている当方は手を離せずナースコール呼べず。たまたま居合わせた同室の見舞い客にSOS してナースを呼んでもらう。ミステリアスな病院だw。
夕食時、「安藤さん、今日のお昼はゴハン食べれなかったのですか」と夜勤交代したナースが謎の問いかけ。「どうして?」と返すと、「一割しか食べていない、と記録されています」ですと。
私は完食しましたが、トイメンの爺さんはいつもほとんど食べず、家族が差し入れたアンパンのみが主食。完全に爺さんと間違えとるアンポンタンな入力ミス、取り組む姿勢の問題。医療機関として失格の烙印を押してあげましょう、プンプン!
夕べはですね、アントニオさんを中心に10時過ぎからYouTubeでプロレス観ちゃったんですよ。で止まらなくなってしまって、気がついたら、もう3時だったんですよ。その余韻でリハビリしたんで、張り切りすぎて腰を痛めました。
で、入院後、初めて体重を測ったら、入院時95kgが108kgと太ってしまいました。人間、動かないとやっぱアカンですね。
何時間かして、オタンコさんが来ました。「安藤さん、すみません。体重なんですが、車椅子の重さを引いていませんでした。本当の体重は82〜83kgです」だと。嬉しいからつい「ありがとう」って言っちゃいました。
それでですね〜、きのうのオタンコさんが今日来たんですよ。
でね「チミ、きのう、俺のこと放置したでしょ?」と言っら、一瞬、ハッとして「ごめんなさ〜い」だって。思い出したんだ、24時間後だけど。
「夜勤で疲れてるのかい?」て尋ねると「人間関係で悩んでます」とどうりで死んだ魚の目のワケ了解。「でも、あと3カ月の辛抱なんです」と退職までほのめかす。
彼女の目が何かを訴えているので、仕方ないから私のベッド(のある部屋)に連れ込み、悩みを聞く。
「どこに行ってもどんな職種でも、厄介な人間関係は必ず存在するよ。妬み嫉み僻み、チームなのに足を引っ張る奴はいる。でもね、そんな嫌な部分て、自分の一部なんだってよ。対処法は本能が受け付けない人間から意識して距離を置く。それもスマートにね。真剣に耳を貸さない。それでもダメなら、殴るか殺すかすればいい。人生最大の修行は忍耐よ。ココロに愛を抱いて生きなさい」
彼女、目にいっぱいの涙を浮かべていたかのように、魚の目のまま無言で去りました。