少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

3996 自己責任コーシー

5/3/17

悲しい朝、切ない音。

午前6時の起床時間を待つように、カツン カツンと廊下に響く金属音。

過日、サロンの隣席にて話を聞いたエリート商社マン56歳。左足膝下から切断、毎朝、歩く訓練。

会釈だけする。カツンカツン。
サロンに行き、日課のFB記事を書く。
車椅子の40代男性患者が看護師に押されて販売機に来る。
彼の場合は左足の大腿部から切断された。

缶コーヒーが目当て。
「缶コーヒーなら1日に2本。カップのコーヒーなら1日に一杯までって約束したでしょ」
「誰と約束したんだ、そんなこと」明らかに不機嫌。
「先生と約束したでしょ」
「知らんけど」
「先生、昨日もちゃんと来てくれたじゃないですかぁ」
「来てくれた? そういう言い方はやめてもらえます!医者が来るのは仕事だから当たり前でしょ!」
患者の言い分ももっともである。
しかし、患者と茄子には歴史があるのでここでは何もわからない。

患者は不貞腐れていたので、小銭を床にばら撒いてしまった。


それを茄子が拾い集め、缶コーヒー2本を買って戻った。

朝食後、私が電話のために再びサロンに行くと、件の40代が車椅子で現れた。

小銭を取り出し、また缶コーヒーを仕入れている。
すぐに茄子が来て、また連れ戻した。
缶コーヒー、もしくはコーヒーが、どれだけ彼に悪いのかわからんが、我慢するストレスと足し引きしてどうなのか?

そこまで計る医者は日本にはおるまい。

生きたい人、特に無理して生きたくない人、死にたい人。
人はそれぞれだけど、人の死を見つめるにつけ、寿命というか運命は産まれた瞬間に定められているのだと思う。
彼が足を失くした経緯はわからんが、一杯のコーヒーで彼の気持ちが落ち着くなら、あくまでも自己責任で、と、責任のない、車椅子のドングリ男は、そう思った。

 

コメント

タケタニさん「安藤さん、僕はご病気の事は詳しくは存じませんが、ここに書かれてる足切断の方は糖尿病の方ですか?若くして、足切断とはかなり苦しいですね。糖尿病にも、色んな種類があると聞いたことがあります」

裏総理「いや、会話すらしたことない患者さんなので、そこは全くわからないのです」

トヨジさん「何だかまともに仕事出来る事に感謝って気が…m(__)m、最近しんどいけどな( ̄▽ ̄;)」

 

ヨシミさん「こんばんわ✨きっと糖尿病なんでしょうね。
幸せだったら、どんな事をしても生きながらえたいって思うのですが、辛い事が続くと、どうでもいいような気がします。病は気からって、本当だと思います」

裏総理「元気があればなんでもできる!元気ですか〜?」

ヨシミさん「元気ないぞ!何とかしてくれ〜。微塵もないわ(T^T)。頑張るから安藤さんも頑張ってや〜。外出れないからピアノばっかり弾いてる」

裏総理「LOVEなら家の中でもできる。♫何にもできないから 愛の歌を唄っていくよ ♫
南こうせつ 愛する人よ より

神谷晴美 塩川初美 鶴見広子 高見淳子 神尾三五美 小学校6年間で愛したオンナたち。元気がある」

ヨシミさん「良く覚えてるね。小学校の時は鉄人28号一筋。一途やねん」

裏総理「どの娘と結婚しても良かったw   ♫ 愛した あの人は いま どこに いるのだろう〜
いつか キミを迎えに行くよ 約束はできないけれど〜 ♫
南こうせつ 遥かなる想い より」

ヨシミさん「恋多きオサーン✨」

裏総理「あの娘たちと結婚していたら、いま、どうなっていただろうか? 想像しただけで興奮して眠れません」