少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

4163 贅沢クルージング

5/20/18

FBFのみなさま、おはようございます。
私はなんと幸せな42日間のクルージングを味わっているのでしょうか。
揺れない大型客船は船酔いもせず、電波がないため、地上のキチ🙆‍♂️イテレビからは隔離され、健やかな毎日。
朝陽に包まれたデッキで別料金130円の缶コーシーをくゆらす。

3食の豪華料理はグルメレポートの通り。
憧れのパラマウントベッドで、角度を自由に調節して、背には電気毛布で腰を温め血液循環を完璧にして、脊柱管狭窄症を手術せずに治す。腹側は常に25度前後の快適温度を、私の壁のボタンひとつで調整してくれる。

毎日、掃除夫が身の回りを、週に一度だけどベッドメイクさんがシーツ交換を、そしてガールズが日に3度の血圧チェックでご機嫌を伺いに来てくれる至福。
午前5時には自然起床して、10センチほど開けた書斎の窓から新鮮な街風を仰いでいる。

一歩街に出れば、どこから聞きつけたのか、若い男が「カラオケを唄ってください。唄っくれるまで帰りません」と懇親会中の中華料理店(フツーのラーメン屋だけど)の前で雨の中、私を待つ。ひとりカラオケ歴38年はプロフィでは確か公表してないはず、恐ろしやSNS社会、いろんな個人情が、どこからとなく漏れとるやん。

youtube見たで、という女性らしき人からメッセ。「西野カナ、持ち歌にしたらええやん」と。ン〜どうだろうか?実際に唄ってみてキーに問題はないけど、まだ青いね。歌詞が浅すぎて、イマイチ心が乗らない。最近のヤングの歌の歌詞がストレートすぎて想像力を駆使する作業がない。

南こうせつ(喜多条忠)の「神田川」って名曲知ってっかJK諸君!

赤い手ぬぐいマフラーにするんだぞ〜。
小さな石鹸がカタカタ鳴るって、ポルターガイスト霊現象。
洗い髪が芯まで冷えるまで外で待つな、待合で腰に手白牛乳して待て。風邪ひくぞ🤧
一緒に出ようと約束したなら、約束守れ!オトコの方!
身体を抱いて「冷たいね」って、お前が待たせたからやろ!
「あなたの優しさが恐い」って、恋人を凍傷に追い込む奴は優しくないゾ。

キャベツばかりかじってる奴が24色のクレパス買うな、味噌を買え!
似てない似顔絵は似顔絵に非ず!
三畳一間の小さな下宿、おじさんも住んだことあるけど、これは意外に楽しい、カプセルホテルみたいでなかなかよ。
窓の下の神田川は情緒あるけど、けっこう臭うし、夏は蚊、雨季には氾濫するぜ。
で、挙句に、指先見つめられて「悲しいかい?」って言われてみろ!

こんな半狂乱の歌詞がだなぁ、どうして若者を泣かせたか?
それは果てしない想像力と貧困愛への憧れと青春の砂鉄、もとい蹉跌(前回の投稿で、尾澤先生より砂鉄は鉄の砂とご指摘受けました😁)なのだよJK諸君。

というわけで西野カナくんの歌はまだ心に響かない。
それより中島美嘉くんの「雪の華」「桜色舞うころ」JUJUくんの「やさしさで溢れるように」「誰より好きなのに」安室奈美恵くんの「CAN YOU CELEBRATE?」宇多田ヒカルくんの「First Love」は、それぞれ、マジで200回、いや300回以上は歌ったけど、どうしても出せない音域があり苦しんでいます。

その他、松田聖子、ドリカム、竹内まりや中島みゆきユーミンちゃん、久保田早紀、鬼塚ちひろ山口百恵テレサテン、ちあきなおみ一青窈、森山良子、研ナオコ渡辺真知子大橋純子、プリプリ、今井美樹(は、まだ歌えないけど、そんなにそそられない、てか旦那が怖い顔してるし)・・・はマスターしたヨ。

もちろん徳永さんバージョンだけど、ヴォーカリスト全6枚のうち8割はヴォーカリストをヴォーカリストしましたね。一番の拾い物はやっぱり松田聖子でしょう。「赤いスィートピー」「瞳はダイアモンドユーミンちゃんの曲ですから秀逸です。

安藤のワンマンショーのオープニングはほぼ「赤いスィートピー」から始まります。で、エンディングはコブクロさんの「ここにしか咲かない花」アンコール曲は同じくコブクロさんで「桜」そして玉置さんの「メロディ」へ続くか平井さんの「Life is」もしくは桑田さんの「慕情」にするか、その日の観客の年齢層や男女比を見て決めます。
ショーはだいたい、2時間〜2時間半。途中のトイレ休憩はありません。トイレに行くと一曲分、損しますからね。

未成年もいますから、ワンマンショーは昼間限定です。夜は割り増し料金で会場費の問題にもなりますからね。ダムでもジョイサウンドでもどちらでもいいいです。芭蕉マイクを選ばずです。ただし部屋は広い部屋を所望します。狭い部屋はハウリングが激しく、高音が響いて時間のロスで観客に迷惑がかかります。

ところで「お時間あと10分です」の迷惑電話は控えていただきたい。
甲斐よしひろ風に、100万ドルナイトのイントロを流しながら「いよいよ最後の曲になりました。俺たちは80年代をこれからも突っ走って」と室内を暗くして、クライマックスしてる時にだ、プルルルル、プルルルルはないだろう。ほんとに調子苦ちゃうよ。

ワンマンショーだから、歌い手も聞き手も合わせて、おひとりさまだけど、僕の2つの水晶体には武道館1万人の観衆が燦然と輝き、右の耳にはセミの鳴き声が、左の耳にはオシッコちびりながら失神する淑女たちの断末魔が聴こえてくる。妄想でも夢想でもない、現実のものとして全身で感じ取れる、これが38年のプロ生活で培ったオケラ〜の真髄たる所以。

JK諸君、人妻となったらまた会おう。そして神田川を一緒に唄おうぞ。

午前5時、病棟。
「すみなせん、私は正田というものですが、主人を呼んでいただけますか?」
機械をつけたまま廊下を歩くご婦人。
「あ〜タ、タオル〜」
どうやらタオルを探してる車椅子のおじいちゃん。
「はやく〜はやく〜」
「どうされました?」「これ、はずして〜」
機械をつけられた病室のおじいちゃん。
全員救出してあげました。

ナースステーション皆無。奥の休憩室でグースカピー。日曜日の朝だからオオメに見てあげてください。あの子たちもお疲れモード。ところで、お隣、カーテン向こうのおじいちゃん急に静かになった、息してるかなぁ?

この客船は水葬ではなく、とりあえず地下の安置場へ行くのがしきたりです。

本日もついてる(生きてる) 感謝(患者)してます。

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コメント

オザワ先生「貴殿のタレントはどこまで披露?されるんだろう!カラオケ歴🎤の長さにも‼️ビックリ‼️レパートリーは底知れぬ ‼️」