少数派日記

社会派エロブログ、少数派日記です。

“安藤総理の少数派日記”

4424 安塚村の善人(高田紀行13)

6/13/18

高田紀行13

FBFのみなさまおはようございます。
現在は糸魚川で清々しい朝を迎えております。北島忠治先生の故郷上越市頸城郡安塚村を訪ねる旅もいよいよクライマックス間近です。100点を満点とするなら今回は490点。マイナス10点はiPadの容量不足で写真が。これは追記します。

写真は左から長正さん、晴子さん、進さん。善き人々に囲まれ、自宅にまで上げていただき茶と菓子を振舞われました。

長正さんは衣料品の行商。20キロ以上の衣類を背負い、雪深い山道を歩き、雪山を2つ超えて、過疎村に行商。若い頃は直江津まで片道約20キロの山道を徒歩で往復して衣料品を仕入れた。「夜明けに出れば、なんとか日没までに着いた」そうです。とても静かな人。話が深すぎて、ここでは書き切れません。

晴子さんは長正さんの連れ合い。自身でついた餅を細く切って天日干しにしたものを貴重品のアブラで揚げたかき餅。「美味しい」とパクパク食べると「あんた、これ持っていきんな」と土産にくれました。万が一山道で遭難しても48時間は生存可能です。

進さんは、村内の頭格。「蔵の婆ちゃん」というのは晩年の北島先生のお母さんの通称。自宅を手放し蔵で生活していたので、そう呼ばれた。婆ちゃん没後、蔵は複数の所有者を経緯して、今はその跡地に進さんが家を建てた。

まだ続きます。

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