6046 ナチスドキュメント
4/30/21
「7日間ブックカバー、読者文化の普及に貢献する為のチャレンジ」
金沢靖さんからバトンを預かりました。6日目です。
漫画を含めれば蔵書5000冊の読書家です。
戦記&ラグビー〜山岳、野球、文学、宇宙思想(哲学)の次はナチスのホロコーストです。
本日はかなりシリアスな本の紹介です。
『ナチス・ドキュメント 1933〜1945年 13階段への道』
本書はスイス人の政治学者であり、歴史理論家、現代史学者であるワルター・ホーファー教授によるものである。
ホロコーストについて、世界で最も有名な「アンネの日記」はアウシュビッツ以前の話で、震撼の一冊はやはり『シンドラーのリスト』なんだろうけど、こちらはスピルバーグ監督の映画に譲るとしよう。
本書はホロコーストについては内容の一部に過ぎず、膨大なドキュメント(事実)だけを精査したもので、感情は入っていない。一種の研究書だから一般向けではないが、ナチス思想の根源に至る事実が細かく記され、例えば、裁判記録、死刑記録など、他ではない迫力を感じました。
1957年に初版。ドイツを中心に欧州で2年間数十万冊売れたベストセラーだが、今では入手困難。当方2011年に神田の古書店にて発掘。実に幸運である。
私はハワイにもグアムにもパリにも行ったことはないが、絶命する前までに、アウシュビッツだけは訪れたいと思っております。
ルール
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップでよい(説明しても良い)
②その都度1人の友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする(タグ付けするかどうかは自由。できれば事前に打診しましょう)
③以下のハッシュタグを付けて貰えると嬉しいです。
#7日間ブックカバーチャレンジ
少数派日記21