東海テレビの「あやしいお米」「セシウムさん」の誤放送問題。
社長が陳謝し、全JAがスポンサーを降りたり、番組が吹っ飛んだりと、どえりゃ〜ことになっているが、そんなのは当然だ。
各種番組であれだけ、東電、政府、原発をやっつけておいて、農業、酪農業、漁業、林業を被害者だと叫んでおきながら、実は陰で小馬鹿にする。「間違いでした、ごめんなさい」で済まされるのは愛知県内だけで、東北地方の怒りは半端じゃない。
心ないマスコミ人間の正体見たり・・・というのが正直な感想だ。
これは昨日書いた「735 死を喜ぶ輩」（他人の不幸は蜜の味）に書いた通りでしょ。
同じマスコミでも３・11の恐怖を直に味わった関東のマスコミと、他人事の名古屋のそれとはやはり温度差がある。近いうちに東海大地震が来て、名古屋も危ないというのに知識人（？）と呼ばれる彼らも所詮は東北大震災も「対岸の火事」であり「他山の石」とすることができないのだ、想像力の無い連中よ。
それにしても洒落にならん。日ごろから、被災地に対してその程度の感覚しかないことがよく分かった。直接書いたバカは当然として、それを咎めなかった周りの人間も同罪で、番組は打ち切りにして責任を取るべきだろう。それで東北の農家のみなさんが許してくれるかどうかは別の話だが・・・。
日ごろ、社会正義、いじめ撲滅などとエラそうなことを声高にしている君らこそ、社会悪、いじめの先鋒だがや、と言ったら言い過ぎか。東海テレビにはナイター中継などで子供のころからお世話になっているが、今回は本当にがっかりした。関係者は全員、腹を召されい。
